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仕事の失敗で落ち込んだときのポイント

先日、職場の後輩ちゃんが夜勤での対応で申し送りのあとに先輩に指導されている姿をみました。

看護師の経験がまだ浅く、業務をこなすことで精いっぱいだったため患者さんの変化に気づけなかったことを指摘されたようですが、指導のあとにかなり落ち込んでいました。

そんな後輩ちゃんの姿と自分の新人だったときの姿が重なります。

もともと、失敗経験が多いので看護師になっても抜けていることが多かったです。

失敗といっても、医療ミスとかではなく
申し送りがうまくできなかったとか、患者さんのケアが十分にできなかった
というレベルです。

今思えば、失敗をすることを決めていたんだと思います。

失敗していれば、周りの人にそれ以上に期待されないからちょうどよかったのかもしれないです。

後輩ちゃんも、ひどく落ち込んでいました。

そんなときって、励ましの言葉をどれだけかけても本人には届かないだろうなと私は思います。

どうしたら、立ち直れるかな・・・。と考えていたときに

気づいたことがあります。

過去に、私が失敗して落ち込んで反省しましたが、気持ちを切り替えて業務に臨んでもうまくいかなかったことが多々ありました。

なぜ、うまくいかなかったか。

それは

失敗した自分で反省していたから

だからかな。という答えが出てきました。

失敗した自分で、失敗したことについて反省しても

「ああすればとかった。」
「こうすればよかった」
と後悔と自分を責めながら振り返るから、質のいい振り返りができないんじゃないかなと思いました。

失敗した自分だけではなく、

失敗した自分を見る自分がアドバイスすれば効果的な振り返りができるのかなと思います。


落ち込む自分を見る自分

例えば、友達の恋愛相談で

友達はフラれるのが怖くて告白できないと悩んでいても
自分は好きでもないので「コクっちゃいなよ」と無責任にアドバイスできます。
友達は「他人事だと思って」という会話がされているそんな状況です。

私も、新人のときは落ち込んだ自分で反省していたので
この視点に気づきませんでしたが、心のことを学んで自分をみる自分で物事を見るようになってから

「今度はこうしよう」
「こんな風な状況になったらこう行動しよう」
と状況をイメージしながら考えるようになりました。

そうすると、仕事もプライベートも以前よりトラブルが少なくなったように思います。

失敗は仕事や人生につきものです。
だからといって、失敗ばっかりだとしんどくなりますよね。
失敗した自分の目線から、切り離した自分の目線で振り返ってみる練習をしてみるのもいいかもしれませんね。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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