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ゼビウスの楽しさを教えてくれた「3Dクラシックス ゼビウス」のこと【3DSの思い出】

ゲームライターマガジン、10月のテーマは「3DSの思い出」だそうです。やばい、なに書こうか悩んでたら10月がもう終わってしまいそうだ。

もともとは「ニンテンドー3DSシリーズ生産終了(=携帯ゲーム機の歴史が終わる)」というニュースを受けて決まったテーマだったと思うんだけど、自分的にわりと暗黒時代ど真ん中に発売されたゲーム機で、あんまり思い出に残ってるゲームがないんだよな3DS……(暗黒時代については以前ラムラーナの記事でちょっと書いた)。仕事としては「スーパーマリオ 3Dランド」の攻略本を手伝ったりしてました。


そんな3DSですが、自分の中で思い出深かったのは「3Dクラシックス ゼビウス」ではじめて1000万点を達成したこと。思えば3DSは、僕に「ゼビウス」というゲームの面白さ・奥深さを教えてくれたゲーム機でした。

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最初は面白さが分からなかった

そもそも僕のゼビウス初体験はファミコン版で、当時の印象は……「なんか地味だし難しい」くらいだった(馬鹿!!!)。

いやだって、自機は遅いし、爽快感ないし、地上物狙うの難しいし、絵はのっぺりしてるし……あとなにより小学校低学年には難しすぎた(無敵技を使って延々遊ぶのはわりと楽しかった)。もちろん伝説的なゲームというのは知識では知っていたんだけど、どうにも初手の印象がパッとしなかったこともあって、長らくゼビウスについては「当時としてはすごかったんだろうな~」くらいの雑な認識でボーッと生きていたわけです。

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で、そうこうしていたら3DS版が出た。基本的にはアーケード版の移植で、主な違いは画面がワイド・3Dになっているくらい。「いい機会だし、ゲームライターとしてはゼビウスくらい1回ちゃんと履修しておくか~」と思って遊んでみたら……これがめちゃくちゃ面白かった。なるほどゼビウスってこういうゲームだったのか~~~! と今さらながらに感動したのだった。


ゼビウスとはどういうゲームなのか

リアルタイムで攻略していた人は当然知ってると思いますが、ゼビウスって突き詰めると「死ぬより多く稼いで自機を増やすゲーム」なんですよ。

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