見出し画像

#TEKKON インフォグラフィックスを公開【2023年7月】・さらなる機能拡充、多数のメディア露出により、TEKKONが世界で注目!

市民参画型インフラ情報プラットフォームの構築・提供・運営を行う NPO 団体 Whole Earth Foundation(以下、WEF)では、「インフラを、シチズン(市民)とともに守る。」を合言葉に、市民の力で老朽化したインフラを総点検する活動を推進しています。

7月は、公式イベントに加え、シチズン主導で開催されるイベントD戦が各地で立ち上がり、毎週TEKKONにまつわる活動が行われました。またTEKKONの新たな機能として、インフラ画像を撮影・投稿するだけではなく、インフラの状態を報告する仕組みも追加されるなど、管理会社が業務改善を行うことができる仕様も開発されました。
 
私たちは、社会貢献型 Web3アプリ「TEKKON」を活用し、市民の力で全国のインフラ総点検に取り組んでいます。市民が収集したインフラ画像データを、自治体やインフラ企業に提供して維持管理に役立ててもらうことで、インフラ老朽化の社会課題を解決、市民参画による低コストのインフラ保全エコシステムの構築の実現、次世代への安全なインフラの橋渡しを目指しています。

◇◆ 市民参加により、広がる鉄活の輪 ◆◇
2023年7月までの、シチズン(市民)の協力による成果は以下の通りです。

■  市民が集めた電柱投稿数は84万本を突破、日々投稿数が増加傾向!

「TEKKON」は、2022年10月15日の一般リリース以降、世界中からマンホールデータが集まり、現在の投稿数は約410万基分となりました。

また電柱の投稿数も、1日100本以上を撮影する強力なシチズンが増加したことにより、インフラデータの収集スピードも上がっており、現在は83万本を超える電柱データが集まっています。

■ 7月は毎週イベント開催。シチズン主導のD戦が大盛り上がり!

公式イベントに加え、TEKKONユーザーの有志が自主企画イベント、オフ会を開催するなど、国内外でコミュニティの輪が広がっています。

6月に発表した、シチズン自身がイベントを立ち上げることができる「D戦」の仕組み。7月は、TEKKON東京、埼玉、愛知、新潟にて各地D戦が開催されました。TEKKONは、通常はオンライン上でのやりとりがメインですが、イベントを通じてオフラインのつながりが強化され、顔の見えるコミュニティが全国的に広がっています。

■TEKKONにさらなる機能拡充、定期巡視にくわえて、特別巡視の代替の可能性も。

今年4月から東北電力ネットワーク社と協業し、東北全県+新潟で実証実験イベントを展開しています。時期や場所によって電力会社が点検すべき項目が変わるため、その点検業務(特別巡視という)も必要になります。
 
例えば、5月、6月はカラスの繁殖時期のためカラスの巣(営巣)、山奥エリアでは電柱に絡まるつるツタなどにより停電事故の原因となるケースがあります。実証実験イベントでは、実際に、市民から集まったインフラ情報をもとに、カラスの巣の除去が行われるという実績も出て、定期巡視に加え、さらなる業務の代替可能性が生まれつつあります。

■ フィリピンでもユーザーコミュニティ生まれる。現地のイベントがBBCに取材され、世界へ発信!

フィリピンでは、マニラ、セブの2箇所にて「電柱聖戦inフィリピン」を開催、またセブにてクリプトをテーマとしたイベントにTEKKONアンバサダー・ Giu Comiaが登壇しました。
 
またフィリピンでのシチズンの様子が、BBCニュース「People Fixing The World」にて取材、さらには中国語、インドネシア語、ウルドゥー語、トルコ語など翻訳されるなど、世界各国にTEKKONの活動が届いています。


■最後に
水道、マンホール、電柱、ガードレール等、私たちの生活に欠かせない社会インフラ。日本だけでなく、世界のどの街においても欠かせない重要なインフラですが、老朽化が大きな社会課題となっています。
 
WEFは、課題解決のプロセスに一般市民(シチズン)が参加し、インフラ崩壊を起こさない方法があると考え、シチズン一人ひとりが参画でき、日常から楽しみながら社会インフラデータを集めて、インフラの維持管理に充てる仕組みを推進しています。
 
これからも「インフラを、シチズン(市民)とともに守る。」を実現するエコシステム構築を目指して、TEKKONを運営してまいります。 

■「TEKKON」について
「TEKKON」は、インフラ老朽化の課題に対し、市民が力を合わせて撮影・投稿、レビューし合うことで、インフラの安全を確保することを目的とした新・社会貢献型位置情報ゲームです。

アプリ名:「TEKKON」
利用料金:無料
ダウンロード方法:iOSアプリ版:App Store(iPhone)配信
         Androidアプリ版:GooglePlay配信
対象機種:iOSアプリ版:iPhone(iPhone6s 以降 OS ver.15)
Androidアプリ版:Android(Android 以降 OS ver.7)
サービス一般開始日:2022年10月17日(月) 

■ Whole Earth Foundation(ホール・アース・ファウンデーション)
所在地
本社:シンガポール
 日本事務所:東京都渋谷区渋谷1丁目3-9 渋谷1丁目ビル7F
設立   2020年12月
URL:  http://www.wholeearthfoundation.org/ja/
 
Whole Earth Foundationは、市民参画を呼びかけて老朽化したインフラの社会課題解決を目指す活動を推進する団体です。インフラ危機から街を守るアプリとしてWeb3を活用した「TEKKON」を開発。インフラデータの対価としてトークンというリワードを用いることで、ユーザーに対してより多くのインフラデータの収集を促すと共に、社会貢献したユーザーに経済価値を還元できる仕組みを提供しています。今後、「TEKKON」の機能充実化を図り、またこれまで開催してきた市民参画をよびかけるイベント「TEKKONインフラ聖戦」を全国展開することで、社会活動「鉄活」の輪を広げています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?