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日本縦断歩き旅《富山➡能登半島➡京都編》20日目『番外編:京都観光』

19日間の歩き旅を終え、
この日は京都観光。

朝食前に急いで朝風呂へ。

やはりドーミーインの朝食はいい。
まず、たくさんサラダ食う。
野菜が新鮮でシャキシャキのパキパキで噛んでいて楽しい。

目玉料理の海鮮丼も早めに食べる。
海鮮のせ放題!
いくらは高いが、栄養をとりたくてシラスを多めにした。
能登で食べたかったイカも多めにした。
道の駅では具が少なかった残念さを解消できた。

小鉢を攻める。
納豆はやはり欠かせない。

デザート。
メーカーのカップヨーグルトが選べて食べ放題なのは初めて。
この中だとパイナップルがうまかった。

お腹いっぱいで、トイレに行きたくなり部屋に戻る。
扉前で鍵をインキーしていた事に気が付き、
受付戻り開けてもらう。
トイレ我慢しながら開けてもらうの恥ずかしかった。

部屋に戻り荷物整理。
服が多い。野宿多いと足りなく感じる事もあったが、
工夫が必要だろう。

下着は2日連続で使えるが、靴下は2日連続は嫌。

穴が開いてしまった枕。
北海道から使い続けていたがここで捨てた。
使い勝手はとても良かった。

今日は観光!
電車に乗るため京都駅へ向かう。

いびつな建築。
日本を歩いて思ったのだが、
商業施設の建築はスマートで、
公共施設の方がドヤ感ある奇抜なデザイン多い気がする。

昨日は暗くて見づらかった京都駅の天井。

漫画のアシスタントしていた頃、
この天井を描いた。


深夜2時、一本一本引いた写真でしか見てなかった京都駅の鉄骨。
今、生で見ることができた。

ガメラが京都駅を破壊した時、スカっとした記憶がある。

やたら面積が大きい階段。

高低差が好きなので、とても楽しめた京都駅。
非効率的なものほど、観ていて楽しい。

デパート内のエスカレーターを下る。
あの階段分坂道が続く。
独特の構造でわくわくした。

ペンギン。

京都タワーに登った。

電車がいちいちカッコイイ。

キティちゃん!
色使いがいい。

金閣寺に行きたかったが諦める。
すごい天井。

二条城へ。

道がだだっ広い!

装飾がいちいちすごい。

二条城の中に入れて、
これがとても良かった。

旅で城の中を色々見てきたが、
群を抜いて内装がすごかった。
細かい装飾が丁寧で、日本の中心地だった事が垣間見えた。

当時の超一流の仕事ぶり、
恐ろしくも感じた。

庭の手入れが恐ろしく綺麗。
自然の中歩いてきたからこそ思うが、
これは完全に人工物だ。
木も芝生も統制されている。
生えたいから生えている、生きたいから生きているのではない。
いるべき場所にいて、生えるべき場所にだけ生えている。

完全統制の自然。

池の清掃中らしい。
めちゃくちゃドブのにおいが臭かった。

不自然なほど美しい。
庭師が代々綺麗に整えてきたのだろう。

すごい松。

改装中。

堀の水はなぜか汚ねぇ。

古風な入り口。
ワビサビ。

絵画のような植物の配列。
年月も考えると、すごい。

不思議な植物。

蔵を利用した、現代美術の展示があり見に行く。

鳳凰の展示

かっこいい。

屏風。

すごいけど見づらい。
すごいけど伝わらない。


こうしてみると昔の人のレイアウトがいかにすごいか実感した。

古いハリ。現代では一本いくらするかわからないくらい高そう。

小学生の観光客もたくさん見かけた。

京都御所へ向かう。

途中で色々飲食店をみかけるものの、なんとなく入りづらく、
結局マックに入った。

マックを出る頃には大雨。

すごい土砂降り。

御所へむかう途中綺麗な庭。

雨がすごすぎて、くすんでいるが晴れの日に見たらすごそう。

京都御所の前の大通り。
余り広い道に驚く。
6車線以上の幅だろうか。

昔の人はこの道を歩いた時にどんな気持ちだったか想像した。
田舎から上京してきてこの道に来たら、
なんて贅沢な土地の使い方なんだと驚いたに違いない。

ギリギリ入場時間が迫っていて、諦めて御所内の見学は諦める。

観光が下手で相変わらず美術館へ向かう。

ギリギリ入場時間が間に合わず初音ミクの展示は入れなかった。

京セラ美術館。カッコイイ。

京都国立近代美術館に入る。

建築がいちいちおしゃれ。

アンディーウォーホールの展示がやっていて見に行った。
別にウォーホール好きではないが、歴史的に重要人物なのである程度知識はあるぐらいで見に行った。

中に入ると若い人が多く。
一眼レフカメラをぶら下げた若い女性が多く感じた。

中の展示で銀のバルーンがあり。
熱心に写真を撮る女性がいて中に入れなかった。

スタッフにバルーンに触ってもいいですか?
と聞くと「是非触ってください、その為の展示なので」と言っていた。
結局、カメラ女子が長居していたので少ししか触らなかった。

これは生でみて良かった。
表面がざらざらしていて、視線が動くとキラキラと照明の光を乱反射した。

事故写真のアート。

解釈は間違っているかもしれないが、
恋人と一緒になれないジレンマ。
交通事故でぐちゃぐちゃになってしまえば、
セックスよりも一緒になれる、
心中に似た官能的な同一性衝動。

恋をしている時、
わからなくもない感覚だと思ったりした。

天井が高い!

ライトアップされた美術館。

帰りはバスに乗った。
バスは観光客と地元の人がいりまじり満席だった。

京都駅で焼き魚を食べた。
鯛が小さく、隣の鮭のデカさに鮭にすりゃ良かったと思った。

映画館へ行った。
福山雅治主演の『沈黙のパレード』観る。
どうしても『容疑者xの献身』みたいなガツンとエモい展開を期待してしまい、展開が読めていたのもあり、まぁまぁかなって感想で終わる。
でも

再び京都駅へ。
深夜バスで地元へ帰る。


家に帰ると、荷物の置き場もないほど散らかった部屋。
蛇口をひねるとブボッと音を出て水がでた。

帰ってから元の生活に上手くなじめず、
落ち込むことが多かった。

仕事の仕様変更が多く、
うまく対応できず失敗も増えていた。

深夜仕事のかえり、
自宅の鍵がポケットになく、
あわあわと探す。
翌朝、仕事のバックが無く探していると、
玄関前にあった。
鍵を探すときにおいて力尽きて顧みなかったのだ。

掛け持ちでやっている仕事の方でも、
振込が遅れるなどのトラブルが続き、
何もかもうまく行かないように感じていた。


安心が欲しいと思いつつも、
くよくよしながら次の旅を切望した。
旅そのものが生活を脅かしていると知りながら…。


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