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鈴鹿の森庭園

地元の梅の名所はいくつかあるが、その中で最も手が込んでいる梅を見るなら鈴鹿の森庭園だと思う。

2月に入って、梅の開花状況が報道されるようになると、今年も行こうかなと思う。ただし、駐車場が広い分、車で混雑することを覚悟する必要があって、ここに行くか、あるいは別の梅園を楽しむかと悩むことが多い。

今年は結城神社の梅を楽しんだのでそれでおしまいにしようかとも思っていたが、やはり気になったので子どもを連れて行ってきました。彼に言わせると前に一度連れていかれたことがあるらしい。

車で30分ほどで到着。日曜日なので早めに出発したこともあって、10時前の段階で既に車がたくさん駐車しているものの、まだまだ駐車スペースはある感じ。車のさばきに慣れた交通整理の方の指示に従って車を停め、チケットを購入しに行きました。見ごろ期間だったので大人1800円、子ども900円。映画1本分と思えば妥当な金額なような気もします。

チケットを買っている間も続々と人が来ているので、中は混雑しているだろうなと覚悟はしていたものの、公園が広いこともあり、写真を撮ったりしてぶらぶら歩く分には困らない程度でした。カメラ趣味の人、デート、赤ちゃん連れ、車いすの人、三世代総出で、といった感じで、様々な人がゆったり園内を散策している感じでした。


天の龍

入口にあるのが目玉の「天の龍」と「地の龍」です。今年はあと少し早く来ると良い感じだったような気がします。その梅を背に見返り坂方面に進み、見晴台から全景を楽しんだりしつつ園内を進みます。


「おもいのまま」という名前の梅

梅は紅梅も白梅も、そして呉服しだれのような桃色も、色合いがはっきりしているところが素敵です。しかもここは赤塚グループの「研究栽培農園」だけあって木の選定・剪定が見事です。


梅のじゅうたん

ゆっくり歩いてひとまわり30分程度。せっかくなのでもうひとまわりしても良いような気にはなるものの、そこまで花に興味があるわけではない子どもがギブアップ。


休憩所近くの梅も素敵

出入り口に近い場所にある休憩所で甘味を食べ、売店でちょうど商品を運び込んできた人が「一番売れています」と言っていたのでその言葉に乗って自然薯のお菓子を買って帰りました。園内の所要時間45分程度。ちょっともったいない気もしますが心残りがある程度が良いのかもしれません。

こちらはライトアップも行っていて、そちらにも一度行ってみたいと思っています。夜のドライブは控えたいので、バスツアーがあったらそれで参加するのが私には良いような気がします。

なお、買って帰った自然薯のお菓子は、時節柄桜をイメージしたカラーの素敵なお菓子で、もっちりとした触感と控えめな甘さが丁度よく、数日間「おめざ」として好評のうちに食べつくしてしまいました。菰野でとろろめしのお店を開いている「茶々」さんのお菓子で、「茶々」さんは確かにパラミタミュージアムに行く時に見かけて一度とろろめしを食べにお店に入りたいなと思いつつ帰宅していたので、次はおひとりさまになるでしょうが、お店にもお邪魔したいと思いました。