つれづれ@てくてく

人生の折り返し地点を迎え、子どもあるいは誰かに伝えたいと思うことを少しずつ書いておくこ…

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人生の折り返し地点を迎え、子どもあるいは誰かに伝えたいと思うことを少しずつ書いておくことにしました。 今のところ思い出などがメインになると思います。 決して良好ではない親の話が出てくることもありますが、お付き合いいただければ幸いです。

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noteで何がしたいのか:エンディングノートの補足として

noteで文章を投稿し始めて3週間が経過した。 投稿する度に連続投稿日数や回数、「いいね」や閲覧回数を教えて励ましてくれるnoteの機能やスタッフさんにはとても感謝しています。 また、私の思い出話や私的に書き留めておきたいことに目を留めてくださり、しかも「いいね」を押してくれた方ありがとうございます。読んでくれるだけでもちょっと嬉しいのですが、愚痴っぽいことも多いので、「いいね」を押してくれる方の存在は、あ、こんな感じで書いてもいいんだ、という意味で大変励みになります。

    • 「南北朝時代の東寺」(東寺宝物館)

      子どもの「弘法市に行きたい」というリクエストに応え、しかも「親は邪魔だからちょっとあっち行っていて」というわがままなリクエストにも応える一方で、自分の主目的は当時の仏様たち参拝(定期的に参拝したくなる)と宝物館で開催中の「南北朝時代の東寺」に行ってきました。 宝物館の拝観料は大人500円ですが、宝物館だけではなく、金堂・講堂と観智院の三か所を訪れることができる共通券は大人1000円でした。もともと金堂・講堂の仏様のところにも行く予定だったので共通券を購入。 京都に来るまで

      • 日帰りツアーに参加した「大井川さくらSL列車と焼津海鮮丼食べ比べ楽しい団子焼き体験付」(カッコーパルック)

        春休みにどこか行きたくなって、日帰りツアーに参加しました。 カッコーパルックさんは、三重交通系の旅行会社で、三重県各地に乗り場があって気軽に参加できるところが魅力です。私の場合、徒歩15分圏内に乗り場があるので、どこかに行きたいけれど、自分で車を運転するのも、電車の乗り継ぎなどを考えるのもちょっと面倒だという時、そして、日程が合う時にこちらの旅行会社を利用します。 個人でふらっと行く旅行も好きですが、予めいろいろアレンジされているツアーにお任せしたい場合、安定の日本旅行さ

        • ワールドドリームサーカス 三重公演

          サーカスとくれば、中原中也の詩にある「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」を連想してしまいます。スポットライトを浴びた空中ブランコの怪しい物悲しさや、刹那的な楽しさがサーカスの魅力のひとつかなと思っています。 この度、サーカスが三重に来てくれるということで子どもをつれて行って来ました。私はボリショイサーカス、木下大サーカス、そして上海雑技団を見たことがある程度、子どもは今回が初サーカスでした。 ワールドドリームサーカス三重公演は、イオンモール津南の駐車場にテントをはって、3月

        • 固定された記事

        noteで何がしたいのか:エンディングノートの補足として

          三重県立美術館と「洋画の青春」

          「洋画の青春」(1月27日~4月14日)に行ってきました。 副題に「明治期・三重の若き画家たち」(The Youth of Japanese Oil Painting: Young Painters of Mie in the Meiji Period)とあったり、藤島武二没後80年 鹿子木孟郎生誕150年にちなむ企画ということで、現三重県立津高校に図画教師として数年間勤務した藤島武二そして彼の後任である鹿子木孟郎・赤松麟作、そして彼の教え子たちの作品をまとまってみることが

          三重県立美術館と「洋画の青春」

          鈴鹿の森庭園

          地元の梅の名所はいくつかあるが、その中で最も手が込んでいる梅を見るなら鈴鹿の森庭園だと思う。 2月に入って、梅の開花状況が報道されるようになると、今年も行こうかなと思う。ただし、駐車場が広い分、車で混雑することを覚悟する必要があって、ここに行くか、あるいは別の梅園を楽しむかと悩むことが多い。 今年は結城神社の梅を楽しんだのでそれでおしまいにしようかとも思っていたが、やはり気になったので子どもを連れて行ってきました。彼に言わせると前に一度連れていかれたことがあるらしい。

          あべのハルカス美術館開館10周年記念「円空 ‐旅して、彫って、祈って‐」

          昨年にチラシを見て以来楽しみにしていた円空展(あべのハルカス美術館開館10周年記念「円空 ‐旅して、彫って、祈って‐」)に行ってきました。 円空は木喰と並んで修行として各地を巡り、行き先々で仏像や神像などを掘ってその地に残し、その地の人々は彼らが残したものを大事にしまい込むというよりは日常生活で親しみをもって接することが多かった、といった説明をされることが多く、ファンも多いことから小説などの書籍で取り上げられることも多い人として認識していました。 これより前の2022年に

          あべのハルカス美術館開館10周年記念「円空 ‐旅して、彫って、祈って‐」

          結城神社「梅まつり」と石水博物館「創建200年記念特別展 結城神社の至宝」

          梅に桜に桃と、春に咲く花は人をのどかにさせる力を持っていて素敵ですが、香という点では梅に勝るものが無いように思います。 「天も花に酔えりや」(田村クセ)は、桜の清水寺を詠った一節ですが、梅園を散策すると梅の色と香りに酔うような気もします。 三重には、いなべの梅林、なばなの里のしだれ梅、鈴鹿の森庭園、赤塚レッドヒル、かざはやの里といった梅の名所がいくつかありますが、結城神社の梅もそのひとつです。今年は花の開花が早いので既に散り始めているということを知り、晴れた日に一番近くに

          結城神社「梅まつり」と石水博物館「創建200年記念特別展 結城神社の至宝」

          町田尚子絵本原画展「隙あらば猫」とパラミタミュージアム

          企画展予定にあった猫の素敵な表情に惹かれてパラミタミュージアムで開催中の「隙あらば猫」展へ行ってきました。 猫は自分に素直そうなところが大変魅力的な生き物だと思っています。 今はマンション暮らしで猫と生活はしていませんが、10代の時に単身赴任先の父宅に迷い込んでしまったまま居ついた猫を引き取って以来、2匹の猫と生活しました。町田尚子さんの作品に描き込まれた猫を見ると、自分と過ごした猫の表情と重なるところがあって懐かしくなりました。 童話や詩などに基づくものからオリジナル作

          町田尚子絵本原画展「隙あらば猫」とパラミタミュージアム

          宿泊記録:奈良ホテル

          学校や塾で忙しい子どもの「あそこの朝ごはんが食べたい。」というリクエストで奈良ホテルに宿泊しました。 大阪生まれの者にとって奈良ホテルは、歴史があって落ち着いていて、しかも割とゆったりできるホテルとして、文句なしに良いホテルだと思います。 日本クラシックホテルの会加盟の9ホテルというのは、以下だそうです。 日光金谷ホテル(栃木) 冨士屋ホテル(神奈川) 万平ホテル(長野) 奈良ホテル(奈良) 東京ステーションホテル(東京) ホテルニューグランド(神奈川) 蒲郡クラシック

          宿泊記録:奈良ホテル

          大阪中之島美術館「決定版!女性画家たちの大阪」と中之島散歩

          2022年に大阪市立美術館で開催されていた「華風到来 チャイニーズアートセレクション」の「上海娘」以来とても気になる画家さんになっていた島成園さん。彼女をはじめとする「大阪」「女性画家」のキーワードで集めてみた展示会が開催されるとあって、2023年夏あたりからとても気になっていた展示会に行ってきました。 前期・後期で展示品が異なるものがあるので両方とも行ってみたかったのですが、前期は断念し、2月中旬に後期展示を見に行ってきました。モネ展が始まった週末とあって来館者はとても多

          大阪中之島美術館「決定版!女性画家たちの大阪」と中之島散歩

          古着を寄付してみた(セカンドライフ利用)

          ホテルのようなすっきりとした部屋に憧れている。 憧れは憧れとして、日々の生活ではどんどん物が増えていく。 いつか使うかもしれない紙袋、多めにかった日用品、お土産にいただいたけれど日常使いにはならない品物、支出の中でそこそこ割合をしめる書籍、そして衣料品。 その中で、書籍については、手放してもいいものについては長年ブックオフさんを利用していた。一読して残しておかなくてもいいかなと思ったものを箱に詰め、それがいっぱいになったら引き取ってもらう。引き取り価格は数千円。ちょっとし

          古着を寄付してみた(セカンドライフ利用)

          #66 こんなことがあった(3つの震災・後編 1995年阪神淡路大震災と2011年東日本大震災)

          最近起こったものから書いていたので前編では2024年1月の震災について書いた。今回の震災は1か月弱経過した今でも傍目には支援が十分に行われていない印象を強く受けるとともに、中学生を主たる対象とした集団避難の言葉を聞くたびに「集団疎開」を連想し、避難所よりは衣食住で不便を感じさせないのであればといった理由で苦渋の決断をした親子もあるだろうと思うとともに、親元から離れた子どもの心身について子どもたちの側でケアをする大人はちゃんといるのだろうか。子どもたち自身が自分たちの辛さをしっ

          #66 こんなことがあった(3つの震災・後編 1995年阪神淡路大震災と2011年東日本大震災)

          2024年に行ってみたい美術館・博物館・イベントなど(出発地は三重)

          2024年に行ってみたい美術館・博物館など 三重県在住者のため東海圏がメインあるいは三重から行きやすい場所に偏っています。自分用メモのため、情報を網羅することは目的としていません。 *2024.4.9追記 〇美術館 ・三重県立美術館 (三重県津市) *1月27日~4月14日「洋画の青春 ‐明治期・三重の若き画家たち」(鑑賞済) *4月27日~6月30日「シュルレアリスムと日本」 new!*7月20日~9月29日「果てなきスペイン美術ー拓かれる表現の地平」 new!*10月

          2024年に行ってみたい美術館・博物館・イベントなど(出発地は三重)

          #65 こんなことがあった(3つの震災・前編 2024年1月1日飛騨高山)

          2024年1月1日午後に発生した能登半島地震。 この時は飛騨高山のホテルにいた。 日頃住んでいるところは太平洋側の海に近い場所ということもあって、雪が積もることは年に数度あったら良い方ということもあって、雪景色を楽しみたい子どものリクエストで、海外に行きづらい時は子どものリクエストをきいてホテル滞在の正月を楽しんでいる。 ただし今回は、名古屋から高山駅に至るまで、そして駅を降りても雪はなく、あるとしれば向こうの山に見えるかなという感じの雪には恵まれない状況で、雪景色を楽し

          #65 こんなことがあった(3つの震災・前編 2024年1月1日飛騨高山)

          #64 こんなことがあった(初釜の苦い記憶)

          大学院進学に際して、「これ以上生意気になっても困る」ということで、丁度母が距離を置きたがっていた茶道教室(公民館での教室)に通うことを条件に示された。未だに女性が大学院に進学することには否定的な空気があったので、行かせてくれるならそれぐらいお安いことだとその条件を呑んだ。 茶道教室の先生は、夫の女癖その他で家を追い出されたりするなどの苦労をされていたが、戦前の堺のお嬢さんそのものという感じで、娘時代から茶道一筋でやってきた人だった。いわゆるお笑い番組や吉本の人たちの話し方と

          #64 こんなことがあった(初釜の苦い記憶)