見出し画像

人の頼みや誘いを断るときにやってはいけないこと3選

お疲れ様です。

皆さまは人の頼みや誘いを
スパッと断ることができますか?

私は断ることがとても苦手な人間でした。

行きたくない飲み会に参加したり、
休日の会社のイベントの数あわせの要員にされたり、
街で勧誘をされたり。

つい、「大丈夫」って言ってました。

断るというのは、
あるアクションをしないことです。

「アクションをしないことで、
成長の機会を逃してしまうんじゃないか」

そんな風に考えて我慢してました。

でも、結局は断ることができないために
人に自分の時間を奪われていました。

一度、受けてしまうと、
また、誘われるし、
そういう人を利用したい人間が
周りに集まってしまいます。

最終的に、「こういうことやりたい!」
いう自分の気持ちがが淀んでいきます。

・断る勇気がない
・断ることに罪悪感がある
・自分さえ我慢すれば・・・

そういった自分におさらばするべく、
私は本を読んだり、人の発信を見たりして、
断る方法を勉強しました。

そんな私が実感する
断るときにやってはいけないこと3選
心理学を交えてご紹介します。

これらのことに注意し、
効果的に「No」や「いいえ」を
相手に伝えましょう。


① つい、回答を保留してしまう


その場で断ると相手に悪い。

そう思って、その場での回答を
保留する人は多いでしょう。

これは逆効果です。

人の誘いは後になると、断りづらくなります。

断ることにもエネルギーを使うからです。

そして、断るという行為のプレッシャーから
逃れるべく、YESの理由を無意識に探し始めます。

「あの人、あのとき助けてくれたから、
引き受けないと悪いなぁ」

そんな風に思考が向かっていきます。

さらに、自分が回答を保留している間、
あの人は他の人に声をかけずに
回答を待っているかもしれません。

断る場合はできるだけ、即答しましょう。

そうは言っても即答は難しいという方は
次の段落を読んでください。


② 余暇にやることを決めていない(カチッサー効果の応用)


余暇にやることを決めていないと
とっさに誘いを断ることが難しくなります。

よって、即答ができません。

ちなみに私は主に余暇や仕事の後は

・本を読む
・資格の勉強をする
・温泉やサウナに行く
・友人と電話する

など、毎日やることを決めています。

急に何かに誘われて、
「嫌だな」と思った場合は
上の理由を言って、お断りします。

それ、断る理由になるの?って思いませんか?

実は人に何かを頼むときの
心理学のテクニックとして、
「カチッサー効果」
というものがあります。

ただ要求を伝えた場合よりも、
あまり理由になっていないくても、
言葉を付け足して頼んだ場合のほうが、
承諾率が上がるんです。

具体的には、

「先にコピー機を使わせて」

と頼むより、一言添えて

「コピーをしないといけないので
 先にコピー機を使わせて」

と頼むほうが、承諾率が上がるんです。

一言がたとえ理由になっていなくても
「何か事情があるんだろう」
と、相手が勝手に解釈してくれます。

これを応用し、断るときにも使いましょう。

飲み会の誘いや休日の誘いを
「読みたい本があるので」
と、スパッと断りましょう。

断る理由になっているかどうか、
気にする必要はありません。

逆に嘘をでっち上げて、ごまかすほうが
相手に対して失礼です。

しかし、カチッサー効果は、
相手が負担に感じることであればあるほど、
要求の成功率が下がります。

どうしても人数を揃える必要があるなどの、
相手に事情がある場合には
効かない可能性がありますので、

状況をよく見て使いましょう。


③ can’tで断る


個人的に一番やっている人が多い
と、思ってます。

そして、この断り方は
一番してはいけない断り方です。

私もけっこう、やってました。

「~だから、できない

「can’t」ではなく、

「~だから、しない

don’t」で、断りましょう。

心理学的にも、
相手に悪い印象を持たれにくい
断り方です。

なぜ、ダメな断り方をしてしまうのか、
考えてみたのですが。

私の場合は、自分から断るのは
罪悪感があるので、
相手に諦めてもらおう
期待してしまってたんですよね。

「~だから、できない」

と断ると、相手は

「こうだったらOKしてくれるかな」

と、こちらに引き受けてもらおうと、
色々な条件をつけてきます。

そうこうしているうちに、
相手に申し訳なくなってしまい、
結局、引き受けてしまいます。

相手に諦めてもらおうと
期待するのはやめて、
しっかり断りましょう。


断るために重要なのは誠実さ


ここまで読んでいただき、
ありがとうございました。

上記3つの断り方に共通して、私が感じること。

それは、「誠実」に断ること、です。

保留して相手を待たせたり、
理由をごまかしたり、
相手に諦めてもらおうと期待したり。

それらをしないのが、上手な断り方です。

確かに人生の諸先輩方は人付き合いで
社会を回してきていました。

でも、私達が先輩と同じ立場になるとき、
断りたくなるような古い慣習で
社会は回っているでしょうか。

きっと、そうじゃないですよね。

さらに、断れずに自分を抑えると、
ストレスホルモンが分泌され、
肉体や精神に少なからず影響をあたえます。

「楽しい」とか「何かに挑戦しよう」という、
気持ちがなくなっていきます。

きっぱり断って、
自分のやりたいことに集中するのは
こうした負の連鎖を断ち切ること
でもあります。

画像1

また、うまく断ることができなくても、
自分を責めずに、相手のためにやった
と、自分を褒めてあげてください。


以上です。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございました!

「参考になったよ」という方は
ぜひ、スキをしていってください。
励みになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?