2023/11/15 おいしい料理
8日目
いつも行くカフェで、いつも注文するメニューが、これまでになく美しい仕上がりでサーブされてきた。
テーブルに運ばれてきた瞬間、これはすぐにでも食べなくてはと思うくらいに、整った仕上がりだった。この店に通い始めて以来、間違いなくナンバーワンの仕上がりである。
思わず、厨房に目をやる。ああ、あの人がつくってくれたのか。すごくきれいです。ありがとう。
想像だけれど、作った本人も、これはうまくできたぞ、と思ったのではないだろうか。
サーブされてから数秒のうちにそんなことを考えながらも、料理が冷めてしまわないよう、急いでナイフを差し入れ、フォークで口に運ぶ。
おいしい。
ありがたいな、と思う。
色々と気になっていたことも、いったん全部忘れられるくらいに、いい気分にさせていただいた。
という、誰かに話したくなるくらいに、美しい料理を食べたという話でした。
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