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空っぽになったすき家とアナザーたち【インタビューの決意表明】

8月6日(日)でアナザージャパン1期生は卒業。
卒業に際し、しみじみと書いているnoteです。時系列仕立て。

最初にアナザーとは何かについて触れておく。
アナザージャパンとは、学生が経営する地域産品セレクトショップで東京駅近くにお店がある。(HP:  https://another-japan.shop/)
2ヶ月ごとに特集エリアが変わる特徴があり、私はキンキを担当していた。
仕入れからプロモーション、お店づくりなど店舗経営に関わることは全て学生が行うというもので、日々の数字にも責任を持つ。
売上も包み隠さず公開しているので、興味のある方はぜひ以下の記事をご覧ください。(特に1つ目の記事は生々しさに多くの反響をいただき、1万ビューです、、オソレオオイ)

この記事の本題に戻ります!

今は8月6日の午前3時。

あと6時間後くらいにアナザー・ジャパンの最終出勤をする。
朝を迎えたら、1年半の生活の中心が一区切りしてしまう。

今の気持ちは圧倒的な寂しさ。最終日の営業がどうなるかとか、売り上げのこととか、引き継ぎのこととか、将来への不安、期待色々あるけど、寂しいが膨張しすぎてそれしか感じない。
そんなアナザージャパン生活最終日を目前にして、2ヶ月前のキンキラストの備忘録をふと読んだ。

近畿最終日の朝、全然深い眠りに着くことができなかった。
朝の6時にパッと目が覚めて、ベッドの上で今日どうなるかなってぼーっと考えてた。
前日の台風のこともあり、お客さんが来てくれるか本当に不安だった。
準備期間から今日までのことを思い出して、心がキュッとなって涙が溢れてきた。

正直、ああ、しんどかったんだな、もう解放されるんだっていう気持ちが強かった。
けど、もう終わっちゃうんだっていう寂しさ、怖さ、虚無感も襲ってきて、今日一日どうしたらいんだろう、どうできるんだろう、どうやったら少しでも恩をお返しできるんだろうって思った。
そしてメンバーみんなの顔が浮かんできて、心があったかくなった。早くみんなに会いたくなった。

2023/6/4の佐向備忘録

キンキ展が終わった日に書いたもの。
アナザージャパンで出会ったみんなは仲間という言葉が本当にぴったりな存在だと思う。

家に帰るみたいなくらい自然に店舗に入って、「お疲れ」「今日何すんの」「夜ラーメンね」って言い合える日常。
「今タスクキャパってる」「ちょっとしんどいねー」「こんなことがあったんだけど、、!!」って不満、不安をすごく自然に健康的な形で消化し合える間柄。
多くを語らなくても、サポートしあって、励まし合って、楽しませあっていた日々。
どれもかけがえがなくてバランスの良い奇跡みたいなチームだった思う。

最後の営業が終わった夜。

企画展が終わると、打ち上げするんでしょ?って聞かれることもあるけど、次の企画展に向けた入れ替え作業があるから、全然余裕ない。
営業後からまた勝負始まるみたいな感じ。

なので、チュウシコクが終わった後もいつも通りばーっと陳列されている商品を梱包して次のエリアの商品を運び込む作業をした。
いつも終電では帰るけど、その日は少しでも今日を長引かせたくて、今日を終わらせたくなくて、レンタカーして一人一人の家に寄ってゆっくり帰った。(ドライバー藤田ありがとう)

その途中、お腹空いたねってみんなですき家に寄った。
タイトルにしたけど、空っぽのすき家に特に意味はない。
美味しかったなーっていう思い出はたぶんずっと忘れない。

すき家久しぶりに食べたら美味しすぎて2杯目を注文しました(食べ過ぎ)

そして、自分の家の近くまで着いて車を降りた瞬間に、実感がブワッと湧いてきた。心が寂しさと切なさでいっぱいになった。

その時の千葉とのやりとり。

怒涛の企画展入れ替えも今となってはいい思い出、、


とりあえずトリキ定期で


みんなのいいとこも悪いところも一通り見た。自分のいいとこも悪いとこも存分に見てもらった気がする。だからこそ等身大でいれる関係性が築けた。


そんなアナザーな関係で結ばれたアナザーたちにインタビューしていく。
1年半一緒にいて、人ってやっぱ面白いなと思わせてくれる人たちだったから、そんな彼らに聞きたい質問をぶつけ、私だから聴ける、私だから書けるものをつくる。
単純にみんなのことをもっと知りたいと思えたから、そして目には見えない1年半の蓄積、関係性を少しでも形として残したいから文章にするのです。

今が8月11日(金)。明日から1人ずつ対面でお話ししていく。
これからも輝き続けてほしいみんなのことを思って。
たのしみっ!


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