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私と言う人間

そんな私は中学生の頃に1度死んでる。自分ではそう思ってる。原因不明の頭の病気 もやもや病(通称名)で左右両方の頭を手術した。片方 約6時間づつの大手術…。

未だに原因は分かってない。いわゆる特定疾患(国が認めた病気)になる。だから今でも年に1度検査に行かなくちゃいけない。その病気を放置したらゆくゆくなる病気が脳卒中や脳梗塞。

この病気が分かったときの絶望感は今 考えても恐怖でしかない。『どうして私なの?』『皆と同じことしてるだけ。』『なんで私だけがこんな思いしなきゃいけないの?』自分を責めるだけ責めた。

責めたところで病気がなくなってくれる訳でも
誰かが私と変わってくれる訳でもないのに。
手術内容を聞いたとき泣いた…恐怖と髪の毛を坊主にしなきゃいけないと言うことに…思春期真っ只中の女の子には苦痛でしかなかった。

手術前日の夜は本当に怖かった…もし、そのまま目を覚まさなかったら…友達にも好きな人にも会えず死んでしまったら…色んなことを考えて また泣いた。

結局…手術は無事に終わったけど この病気の原因が判明するまで私はこの病気と生きていくしかない。



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