【白血病】2022年10月25日の生存報告
Hyper-CVAD(ハイパーシーバッド)療法13日目、抗がん剤の投与が終わり昨日くらいまで体調不良が続いていたもののだいぶ回復してきた。
血球は絶賛底値を更新中なので無理はせずできることをやりつつのんびり過ごそう。
▶今日の基礎情報
・体 温:36.1℃ (38.5℃~感染症等の疑いがあるため病院に連絡)
・体 重:69.6kg
▶治療メニュー
休薬期間に入ってから37℃台の発熱が続き、解熱剤と抗生剤を処置してもらいながらずっとぐったりしていたここ数日。
ここ最近の血球推移。間違いなく底値に到達しているようで、それに引っ張られてかイマイチ体調が優れない状態が継続中。それでもやっと体温も平熱に戻ってきたのでそろそろ体を動かしていこうかというところ。
この休薬期間が始まってから毎日フィルグラスチム(血球を増やす注射)を毎日注射し、数日おきに血小板の輸血を行ってもらったりしているが一向に回復する気配はまだない。ヘモグロビンもだいぶ減少してきたからここからは貧血等にも注意しないといけないな。
▶抗がん剤による副作用等
・体調:倦怠感、頻脈?
・痺れ:若干あり(生活に支障なし)
→指先のピリピリとした感じはまだまだ抜けない。
エンドキサン投与後のしばらくは心拍数が非常に低かったけど今度は逆にどのタイミングで計測しても心拍数が100近い。体調が優れなかったからそれによる影響かな?
▶雑記
先日の記事に書いた移植の前処置で行う放射線治療のためのマスクとマットの作成作業を行ってきた。
移植の前処置で行う放射線治療は全身照射で体の隅々まで放射線をあてて可能な限り体の免疫をつぶした状態にまでもっていく必要があるが、治療中に体が動いてしまったりすると求めている効果が得られないなどの問題があるようなので、放射線照射中(約30~40分程度とのこと)に体が動かないようにするための固定道具になる。
風邪ひき状態で伺ったところ、「とりあえずTシャツ脱いで眼鏡やマスクを外して少し待ってて」といわれ、マットに乗ってからは「ズボンも脱いで」「パンツも検査用紙パンツに着替えて」と、あれよあれよと人生で初めて紙パンツ1枚にされ、「固定と検査のために体に線書いたりしますね」といわれ体の正中線や腕や太もも、体中にマジックで線を書かれ(まだ消えない)、「マスクをつけますが蒸しタオルみたいな感じで最初熱いかもです。」といわれメッシュマスクを顔面に張り付けられ、そこからしばらくCTの筒の中を行ったり来たりさせられ、気が付けばパンツ1枚で1時間半ほど固定マットの上に固定されてた様子。よく風邪が悪化しなかったもんだわ笑
今回の固定具作成とCT検査による結果を参考に、色々計算をして当日正しい線量で放射線を当てるために色々準備をされるそうで、中々大変なんだなぁと感じた。(他人事)
ついでに放射線治療中は動けない状態なので、気を紛らわすために好みの音楽をかけてもよいとのこと。何がいいかなぁと考えてみてるけど、好きな曲だと思わず体が動いてしまいそうだし、逆に知らない曲を延々聴かされるのは苦痛だし、中々選曲が難しいなと苦戦中笑
昨年行ったリンパ節生検の時はMr.Bigやらを病院側が流してくれてておぉとなったので、そこら辺にしてみようかな?
今日は体調がいいのもあって窓際で記事を書いているけど、夏を思わせる日差しの強さを感じた。おそらく入院したころからずいぶん温度も下がってきているのだろうけども無菌室で過ごすには中々強烈な日差し。
特にこんな抜けるような青空(写真ではうまく伝えられない笑)の日は出かけたくなる。googleフォトで過去の写真を見返してみると、ちょうど4年前くらいに入院している病院から見える景色のあたりを友人とツーリングしていた。
この季節は1年でバイクに乗るのに適した季節だし、久しぶりにバイクに乗りたくなってきた。
今の自分のバイクは信頼できるお店に預かってもらい、メンテとカスタムを行ってもらっている。
タンクの固定もできたそうで、あとはシートのワンオフができれば完成の予定。車検が今年の冬だけど、「バイクに復帰できるタイミングで車検を通せばいいから心配しないでいいよ」とアドバイスをいただいたので、しばらくはまだ乗れない。自分自身も愛車も入院中だけど、移植を終えたら必ず復帰すると決めているので、次に走り出せるときが楽しみ。生まれ変わった愛車と生まれ変わった自分でまた色々とツーリングに出かけたい。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!