わたしは子どもが欲しくないのか問題
既婚子どもなしの31歳の女性が地元のど田舎に帰ると一番言われる言葉は「子どもはまだか」である。
先月末に親族の法事で田舎に帰った際、誰かがわたしに話しかける話題の90%は「子どもはまだか」から始まり、「いつつくるんだ」「はやくつくれ」と続いていくやり取りだったので、少なくとも私の(デリカシーのない)地元ではそうであるようだ。
まったくこういうところが、だよ。と思う。
(立地は)大好きなのにいつかここに帰ってこようと思わない理由は。
田舎だし、老人だらけの海の集落じゃあこういった質問がしつこく出てくるのは仕方がないことだというのは嫌でもわかってしまうので、特段腹を立てたりはしないけど、でもそれに合わせてニコニコと対応をしないといけないのは大変めんどくさい。
私はそんなことをズケズケと聞いてくるような相手に配慮をする心を持ち合わせていないので、「いないです」「まだです」「予定はないです」どころか「(今は)欲しくないです」「(今は)作りません」と可愛げなく答えて相手を困惑させたり怒らせたりしていたのだが。
で、デリカシーのない一族を置いといて
じゃあ、実際のところはどう考えているのかというと
今はいらないと思っているのはそうなのだが、将来欲しいと思っているのかというと結局よくわからず、ちゃんと考えようと思えば思うほど、薄ぼんやりとした不安と、具体的なつらさと、したくないけど降りかかってくる苦労が目に見えて嫌になって「とりあえず今はいい」に戻ってきて、思考を停止させて日々を過ごしてしまう。
そもそも子どもをつくれる体なのかもわからないので、そういう部分ももし作りたいと思ったら調べていかなきゃいけないし、やっぱり何かとめんどくさいのだ。
そんな感じでここでは、自分が子どもを欲しいのかどうかの考えを記録していこうと思う。後々読み直してああ、こんなこと考えてたなあと思えたらいい。
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