見出し画像

【自己満企画】わたしの本棚。

わたしの大切な大切な本たち。
少しだけご紹介しますね( ◠‿◠ )♡

NO.1 『もものかんづめ』さくらももこ

みなさん、さくらももこさんって聞くと思い浮かべるのは何ですか??
「ちびまる子ちゃん!」そう答える方とっても多いですよね( ◠‿◠ )!
わたしも最初、本屋さんでこの本と出会うまではそうでした。でも!この本を読むと!
さくらももこさん=「めちゃくちゃ面白い文章を書くすごい人!」になります!!!!

さくらさんの書く本は、物語ではなくエッセイです。そう全てさくらさんが経験した実話なのです。実話なのに、おもしろい!どんな悲しい話でも面白くしちゃうのがさくらさんなんです\(( °ω° ))/HONTO HONTO!

今回紹介する『もものかんづめ』のなかでわたしがものすごく面白くて一番印象に残っているのが、“奇跡の水虫治療” というお話。さくらさんが16歳の夏に水虫に侵されてしまいありとあらゆる治療方法を自らの患部を使い実験をして完治を目指す。そんなお話です。“16歳の夏に水虫”というパワーワード、パワーシチュエーション。それだけでもう面白い!そんな状況にさくらさんは本気で水虫菌と戦うのです!もう全てが面白いのです!わたしの伝える力が乏しいからここで面白さを伝えられないのが本当に悔しいほどこの作品は面白い!本読むのが好きじゃない人でもこの本は絶対面白いです!わたしが保証します(°▽°)OMOROI!そして“ 奇跡の” 水虫治療とは・・・!?気になる方は本屋さんか図書館へGOです!

NO.2 『太陽のパスタ、豆のスープ』宮下奈都

この作品はですね〜。わたしが元気がない時に読む一冊です。
例えば失恋した時、病んで休職した時、などなど。
昨年末の休職時にも真っ先にこの本を読みました。元気がなくなったり外部との接触に疲れた時にはこの本を読むようにわたしの脳はプログラミングされているのかもしれません(そんなわけないかw)

ストーリーは婚約者に突如別れを告げられた主人公が “本当の自分って何だっけ” を見つめ直すそんな物語。主人公も人生のドン底にいるシチュエーションから始まるから落ちてる時に読むと安心するしストーリーが進行するにあたって主人公が前向きになるのと共に自分も引っ張り上げてくれるような感じがする。そんな栄養ドリンクみたいなストーリー。物語の中に出てくる主人公の叔母がインパクトのある人物で自分のしたいことに従って生きている人。そんな人が “ドリフターズ・リスト”といういわゆるやりたいことリストを書くことを主人公に提案するのね。そのリストを通じて本当に自分がやりたい叶えたいことって何だろうって考えることから主人公に変化が生まれる。そんなストーリー。元気ない人は一度読んでみてはいかがでしょうか)^o^(
難しい、文章はないから読みやすいですよお〜!

NO.3 『ムーンライト・シャドウ』吉本ばなな

はい、かの有名な吉本ばなな先生の作品です。この作品は有名な『キッチン』の単行本の後ろに載っている作品なんですが、わたしはキッチンよりムーンライト・シャドウがものすごく記憶に残っている作品です。

ストーリーは深い絆で結ばれていた2人の男女。2人で幸せに暮らしていたのにある日突然、交通事故で男の子の方が亡くなっちゃうの。当然女の子の方は息ができないほどに苦しむ。少し気分が上がればまた沈む、その苦しみを痛いほど強烈に描かれている。
この物語を読んでいる時、ちょうどわたしは失恋をした直後で毎日夜泣いていたんですね(今となっては懐かしい・・・)で、この物語を読んでは勝手に登場人物に感情移入して、「一体いつになったら楽になるんだろう?」とか考えてた。そんな時にすごく衝撃的で今でも辛いことがあったら思い出すような言葉が出てきた!それが、

「今がいちばんつらいんだよ。死ぬよりつらいかもね。でもこれ以上のつらさは多分ないんだよ。またくりかえし風邪ひいて、今と同じことがおそってくることはあるかもしれないけど、本人さえしっかりしていれば生涯ね、ない。そういう、しくみだから。」

『ムーンライト・シャドウ』吉本ばなな

このセリフ。すごく泣いたな。主人公は恋人と死別した悲しみを。わたしは恋人と別れた悲しみをこの言葉に救ってもらったような気がした。

ファンタジー要素もあって、でも現実的な描写もあって。すごく不思議な雰囲気に包まれる物語。

映画化したみたいだから見てみたいなーと思う反面、わたしの頭の中でのムーライトシャドウを壊されたくない気もする。それぐらいわたしの頭の中で世界観が作り上げられてる。そんな作品。

NO.4 『くまちゃん』角田光代

角田光代さんの作品ってすごく好きなんですが、この作品がわたしと角田光代さん作品の出会いでした。またしても失恋期に出会った一冊で、これは確かインターネットでおすすめの一冊として取り上げられていて手に取ったはず。

この作品、面白くて一章ずつエピソードが続いていくんだけど。第一章でカップルだった男女が恋の終わりを迎える。そしたら第二章では第一章の2人のうちの振った側が今度は振られる側になるエピソード。
“振って振られて作品”
なのであります\\\\٩( 'ω' )و ////
それこそ、当時の失恋したわたしは振られた側で、振った側が次のエピソードでは振られた側にどんどん入れ替わっていくにが痛快?(性格悪いねw)で、さらにこうやってこの世の中の人と人の関係は続いていくのか〜なんて悟りの境地みたいなこと考えてたりしたなあ。

1エピソードずつ新しいお話になっていくので、長い物語を読むのが苦手な人でも読みやすいですよ( ◠‿◠ )!!

NO.5 『夜明けのすべて』

最近読んだ本です。
そして一番わたしが最も大切にしている一冊。
何か悲しいことや、理不尽なこと、不安になる時、そんな時にこの本を読んでいた時間を思い出す。そして、主人公2人の温かい関係とその周りにある温かい空気を思い出す。
2番目に紹介した『太陽のパスタ、豆のスープ』と似ているような感じでもあるけれど、この作品には、自分を見つめ直そうとかそういうんじゃなくてただ自分は自分でいいんだってただただだ自分を認めてあげることが大切なんじゃないかな?みたいな感じ。

この作品は前に読書感想文を書いてるのでそちらも読んでみてくださいな✌︎('ω'✌︎ )



あとがき

小さい頃から本は大好きです。
小学生の頃には『わかったさんシリーズ』とか『夢水清志郎事件シリーズ』とか『ハリーポッターシリーズ』とか『ダレンシャンシリーズ』とか。(このまま“とか”がどんどん続いていきそうw)

本を読んでいる時には、現実の世界から一時的に逃げることができる。
本を読んでいる瞬間はわたしも本の中の世界に存在するような気がする。

本てすごいよなあ)^o^(

この記事が参加している募集

スキしてみて

わたしの本棚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?