娘のピアノ伴奏で美空ひばりさんの昭和２５年のヒット曲『東京キッド』を
歌ってみた。
藤原洸作詞
万城目正作曲
映画の主題曲だった。
昭和２５年と言えば私は小学校３年生。歌詞の中に出てくる『チューインガム』も『チョコレート』も食べたことも見たこともなかった。
無論『フランス香水』がどんなものか『ビル』も『マンホール』もどんなものなのか見当もつかぬ時代だった。
それゆえかとても新しいアメリカ文化の香りがしたものだ。
３番の歌詞の『ジタバーグ』という言葉があるがこの度調べてみて初めて知った。『ダンス』の『ジルバ』の事だそうだ。
当時何にもわからずに歌っていたのかもしれないし３番まで覚えたこともなかったのかもしれない。
この曲でよく知られているのは『右のポッケにゃ夢がある』『左のポッケにゃチューインガム』のフレーズ。
チューインガムはなかったがポケットの右にも左にも『夢』だけはいっぱいあった。
されど今はチューインガムもチョコレートもいつも食べているが『夢』はだんだんと薄らいでいくようだ残念！