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これは問い合わせ…?

自身は顧客先の情シス部員としてユーザーサポートをしている。
teamsが落ちてしまうだとか、Excelでこんなことができるか(関数のこと)とか、iPhoneに通知が来ないだとか、そんな様々なシステムやツールの困りごとを日々聞いて解決方法を調べて提示している。

今日、とある部門の副長のポジションの人が部下の事で問い合わせてきた。

彼女の端末に不具合が多く頼んだ仕事が遂行されない事がしばしばあるが、問い合わせは入っているか?と。
最近は彼女の問い合わせは受けていないと答える。
不具合の内容を一部聞いてみるものの、端末、OS、プロファイルなど切り分けをしないと断定できない内容だった。そこで、端末交換をしてみたり、設定を確認して、切り分けて対応することは可能と提示してみる。

会話を続けていたら何だか彼の歯切れが悪くなってきて、最終的に私にはこのように聞こえたのだ。

彼女に仕事を頼んだりするとシステムの不具合を理由に、遂行されなかったり、予定した会議に参加してこない、という事がしばしば発生している。
本人は“私ばっかり不具合に見舞われて…”みたいに話すが、果たしてそんな事がありうるか?
業務遂行できないのをシステム不具合を理由にしているのではないか(と少し疑っている)。
これに関して問い合わせはしているのか尋ねると『していない』と言う(から更に疑ってしまいそうになっている)。

この方は、別の方との会話を聞く限り、大変思慮深い方と見受ける。だから、疑い始めているが断定は避けなければ、と思って、単にその後問い合わせが来ているかの確認だけのつもりだったかもしれない。
でも、比較的少人数の会社なので、人伝でも対応は可能だ。なので、「お見かけしたら対応しますね!」と言っておいた。こちらから捕まえちゃうのだ。

なお、確かに彼女からそういう問い合わせが多数入っていた時期がある。
実際に声掛けして見せてもらうと、再現しないということもしばしばあった(※)。再現しないのに“発生して困ってる”と言われるので、『再現したら持ってきて』と言う塩対応もしたことがある。

※なお、ユーザーサポートあるあるで、問い合わせした時にサポート要員の前では再現しないということは、彼女に限らずよくあることである。そして単に聞いて欲しいとか会話したいだけっぽい人も居るには居るので不思議である。

うーん。この対応如何では、彼女の考課にも影響が出る予感もするので、出切れば解決可能な、もしくは解決不能でも観測可能な不具合であって欲しい。所詮その時の不具合は実際に目にしないと不具合かどうか判断することすら叶わないのだから、色眼鏡なしでいけますように。(自戒)

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