読書記録『カスピアン王子のつのぶえ』C. S. ルイス 翻訳 瀬田貞二

おはようございます!

ネタバレ的ですが、ストーリーを詳細に追うわけではありません
個人の感想や連想のメモです
この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨ではありませんことをご理解いただけますと助かります




岩波書店のハードカバーのシリーズとしては何冊目だったでしょうか

ペベンシーの4兄弟はどういう立ち位置でしたか…?

(何十年も昔のはるかな記憶を手探りで書かせていただいております…(-_-;))



カスピアン王子
とは
王国の正当な王位継承者だが

親が亡くなったときに
その兄弟
すなわち
叔父が後を継いで

そのあとを
カスピアン王子が継ぐという
序列になっていた



という設定でしたでしょうか



とある
夜更けに

尊敬する家庭教師のおじいさんが

天体観測をしましょう
といって


人気のない塔に
王子を呼び出すのですね


もう
この場面が
ぞくぞくしますね



家庭教師のおじいさんは

実は
この王国では
存在を禁じられている?
小人

人のあいだに
生まれた存在で

微妙に
背丈が低いのを
上げ底の靴を履いて

身長をより高く見せているという
苦労人なのです



その正体を
カスピアン王子にだけ
こっそりうちあけ


王国の
(秘密の?)歴史を
口伝えするのです



これだけでも

秘密ごころを
くすぐります




そして

ある夜


叔父王夫妻に男子が誕生し

カスピアン王子の存在が
邪魔になる



察知した
家庭教師のおじいさんは


カスピアン王子に
つのぶえを渡して

逃げなさいと
いいます


つのぶえは

魔法の角笛で

絶体絶命の危機に瀕したときに
吹けば
必ず助けが来るという


あ、
これこれ

ここでした



危機に瀕したときに
カスピアン王子が角笛を吹いて

ペベンシーの4兄弟が

召喚されるのでした!

思い出しました<(_ _)>(*^-^*)



王位継承をめぐる
ややこしい感じは

ハムレットみたい?

あるあるパターンかな?


召喚とか

最近の
異世界ものがたりに
多用されている概念に
人生初めて触れたのは

わたしにとっては
ナルニア国物語シリーズだったってことですね<(_ _)>(*^-^*)


作者のC. S. ルイスさんの発想には、おどろかされます

物語の類型がほかの作者様や作品にもあるのかもしれません?

さて、助けに来たルーシー達は本気の潜伏や戦闘を覚悟し、野宿も繰り返しつつ、山を越え谷を越えしていくのでしたか?

眠れない夜更けに、ルーシーは無理に眠ろうとせず、付近を散策して、久方ぶりにアスランに再会するところなど、いつ逢えるという約束もなく、アスランに対するあこがれと信頼のつよさで、(物理的な意味の)ひとりでも力強く生きている健気な少女を感じて、せつなくなるような?

そんな気持ちも味わえたような?

記憶違いで、ナルニア国物語の別の巻だったらごめんなさい…(-_-;)


いつもおつきあいいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)


ではまた!



まきのしょうこ




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