『メタモルフォーゼの縁側』2022年芦田愛菜 宮本信子 2017年 漫画原作 鶴谷香央理 映画感想

おはようございます!
AMAZON_PRIME_VIDEOにて鑑賞しました
多少のネタバレはありますが、ストーリーのすべてを正確に詳細にお書きするわけではありませんことをご理解いただけますと助かります
素人の個人の感想や連想のメモです
この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨ではありませんことをご理解いただけますと助かります



やはり
物語ですので

興味のある方は
何の情報もなく
最初から観たほうが
楽しいかと思います




では
まいります




いいお話です

ほのぼのです



葛藤はあるものの
トゲはないです



とある
老婦人が
法事の
黒い衣装のまま

街中の
書店に立ち寄ります


マンガコーナーで

絵柄の美しい
本を
一冊
手に取って

購入



それは
じつは

今を時めく

BL作家の
大人気漫画単行本の
第一巻



老婦人

みめうるわしい
男子二人の
キッスの場面に
目を丸くして


まあー



驚くものの



無情な
「つづく」


続きが気になり


いそいそと

書店へ!





一冊目を購入した
書店を
再訪すると


高校生の
アルバイトの少女が

応対してくれて


続きを
一緒に探してくれるが


在庫切れで

注文することに



じつは

このアルバイトの
高校生女子は


この老婦人が

一冊目を購入したときに

レジ係をしていて



内心

うおっ!?BLお買い上げ!?
え?カバーかけなくていいの?

うろたえつつ
しっかり
その老婦人が
印象に残っていたのでありました



老婦人は
ピュアな男子二人の
いじらしい
心模様や

素直になり切れなかったりの
もどかしい展開に

がんばれ
がんばれ
しあわせになれ!


ついつい
応援してしまうので

続きが
気になってしまうのだという



BLをきっかけにして

書店でバイトをしていた
じつは
BL物語好きだが

親にも
友達にも
内緒
という
高校生女子と


一人暮らしの
老婦人の

ほのぼの交流が
はじまります


ふたりとも
ウキウキです



老婦人は

単行本が
1年半に1冊
発売されていることに
気づき

仏壇を振り返って

「ごめんなさいね

しばらくそっちへいけそうもないわ!」

夫に話しかける
熱中ぶり



いいですね!



一方

はずかしがりやの

高校生女子は
高2ぐらいらしく

そろそろ

進路を
見定める時期が迫っている


おさななじみの
同学年男子は
自分の同級生の
黒髪ストレートが美しく
勉強も何事も熱心な
人気者女子と
おつきあいしていて

しあわせ
全開
のくせに


BLマンガファンの
この
高校生女子にも
はなしかけてくる


彼女は
いわゆる
リア充を
うらやましく思いつつも


はずかしいことは
苦手で
引っ込み思案なのだ




この
苦々しく
眺めていた
リア充女子

じつは
単身
アメリカ留学を
本気で
考えていることがわかり

その目標の高さに
圧倒され

むしろ
尊敬の
域に達するのだが

一方
自分は

何の目標もないと

あいかわらず
意気消沈


親は
親一人子一人で
がんばって
育ててくれている
母親一人なのだが

その母親は

あんがい
さばけていて

「フラフラできるうちは
フラフラしときなさい」

鷹揚に構えている

「学費がどうとか
気にしなくていいのよ。
なんとかなるから!」

とも

言ってくれる

心強い
親でもある



一方

BL漫画友達の
老婦人は
コミケに参加したがっている
彼女の
背中を押すように

BLの同人誌の印刷を
知り合いの
印刷工場に
かけあってくれた


高校生女子は

絵も
上手じゃないし

あと何日で
仕上げるんだ!?


あせりつつも


どうにかこうにか
10ページ程度の


素朴な絵柄の
男子二人の
物語を

完成させる




その物語が

また
ステキです



BLって

拝読したことないんですけど


一概に
恋愛とか

キッスとか


そういう派手なことばかりでなくてもいいのかもしれないし



とくに

この老婦人と
高校生女子は

二人の男子の

心模様に

惹かれているわけですから



やあ

この
劇中物語


この高校生女子が
つくった

という設定の

短編



いいあじわいでした





ネタバレしだすと

全部書きたくなるぐらい


ほのぼの


しあわせ
あじわえる



そういう

作品でした



堪能しました





いつもおつきあいいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)





ではまた!




まきのしょうこ






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