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ボーっと、春

読みながら私の頭の中ではずっと"世にも奇妙な物語"のあのメロディが流れていた。

錠剤F  井上荒野著

モヤモヤする…着地点がなくて…モヤモヤする…

この感じ、経験したようなそうでないような…
気がする…もしやあれか。

眠りたいのに眠れなくて、やっと眠りにつけば、
悪夢を見て目が覚める…の繰り返し繰り返し…
だった時期の私の頭の中。あの時の私の頭の中は
グロテスクだったのか。
例えようのないあの感覚。

10の物語の中で描かれる10のグロテスク。
何をグロテスクと感じ何を怖いと感じるのか。

事実は小説より奇なり
読みながらニュースで見たあれやこれやを思い出し。

春眠暁を覚えず

暖かくなったり寒くなったり。春はどちらかというと苦手な季節だ。
春なのに…春だから…春だけど…
だいたいがボーっとしてたい質なので季節側にボーっとされては私がボーっとしててもつまらない。みんな働いている平日が休日!の嬉しさみたいなもの。だから春は苦手なのかもなぁ。
夕方のニュースでたけのこを見た。たけのこもいいけど、わらび、ふきのとう、たらの芽、ぜんまい、春の山菜が食べたい。春の山菜はほろ苦い。きっとあのほろ苦さは今の時期の体には必要なのだろう。旬の食べ物は美味しい。

春はあけぼの
清少納言はそう言うけれど私は寝てるのでその良さわからず。
春は山菜
夏はきゅうり
秋は芋
冬は大根
とボーっとしていたら、もうこんな時間、怖っ。

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