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いけばな歳時記 ホオズキ

 日本列島原産のナス科の朱赤を包むがく朱赤に色づき、それを法華経の法灯に見立てて、お盆の祭事に使われます。ガクを長く水に漬けて網状のスジを残し、中のを効果的に見せる手法もあります。
 上作例
は、編んだ紙紐の敷物を重ねた中央にホオズキケイトウを置いた植物以外の素材を混ぜた構成→広瀬テキスト79p

                上左 ホオズキ・ブラックリーフ ガラス花器
                   上右 ギョリュウ・ホオズキ  ボク花器   

 上左 ブラックリーフホオズキによる協奏的構成ホオズキガクをむいてを見せています。→広瀬テキス50p
 上右 ギョリュウホオズキによる協奏的構成→広瀬テキス50p

      上左 ホオズキ・アンスリウム・HBチース  茶マット釉花器(広瀬比沙雄作・水無方藍窯)  
        上右 ホオズキ・カンパニュラ・アリウム・ヤツデ・スターチス  藍条痕釉花器(大津寄花堂)  

 上左 縦に伸ばしたホオズキと横に交差したHBチースによる複合花ホオズキガクは花が終わってまだ青い時期のものです。→広瀬テキス50p
 上右 これも青い時期のホオズキを使った混ぜさし→広瀬テキスト76p


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