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いけばな歳時記 クリ

 クリ東アジア温帯域に分布する最古の栽培植物の一つ。初秋、を包む緑色イガがつき、中秋茶色に変わった後4分割して中のが現れます。
 クリが熟す頃はが落ちたり巻きやすくなりますので、取り去る場合が多いですが、秋の風情として残すこともあります。熟したイガグリも落ちやすいので、ワイヤで隠し留めした方が安全です。
 上作は竹と有松絞布オブジェも使った色彩的な構成。

                              上左 クリ・ケイトウ・リンドウ 紺乳濁釉水盤
                     上右 クリ・ヤマシダ・パプリカ ガラス花器

 上左 自然調交差の教室見本花→広瀬テキスト47・48p
 上右 透明ガラス花器を使った色彩的構成→広瀬テキスト81・67p

                        上左 クリ・アメリカヤマゴボウ・ヤマシダ 金彩ガラス花器
             上右 タケ・ガマ・ヒバ・ハナナス・クリ ガラス花器

 上左 同系色を基調にした色彩的構成→広瀬テキスト67p
 
上右 タケのバネ(反発)を利用したリズム的構成→広瀬テキスト66p


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