移植する前後は、薬飲んだり、膣に薬入れたり、貼り薬が出たり、、 だいたいの時間で薬を入れないと全て水の泡だったため、自分はいっぱいいっぱいになっていた。 そんな中、祖父が亡くなり、お葬式、四十九日と親族に会う機会が重なった。 父親以外の親族には、体外受精をすることに対して、反対だったため、誰にも体外受精をしていることをバレたくもなかった。なので、隠すのが本当に大変だった。 私自身、そんな風に思ってないかもしれないが、 「どうせ、そんな簡単に出来るわけないわ。」とか、思われたく
1人目を妊娠するまでも時間がかかった。妊活し始めて1年半でようやく授かった。妊娠するまで時間がかかったので、母親には会わせてあげられなかった。1人目が安定期の時に母親は旅立ってしまったのだ。 そして、2人目がほしいなぁと思っていたが1人目もなかなか授からなかったので、早めに妊活し始めた。しかし、やはり2年授からなかったため、不妊治療専門の病院に行くことにした。そこで、色々な検査をしたら、2人とも問題があることが分かった。主人は精子の数が少なく、運動量も良く無い。私は、AMHの
最初は母がいなくなった人生を歩める自信がなかった。自分の中で母は、偉大な人で、頼りにしすぎて、心に大きな穴が空きすぎた。今まで、結婚後も毎日のように連絡したり、相談したり… 数えきれないぐらい母を頼ってばかりだった。母がいないことが信じられなくて、泣いてばかりだった。 でも、自分のお腹の中には、新しい命が宿っていた。ちょうど安定期の時期に亡くなった。この子を守れるのは自分しかいないから、私自身がきちんとしなきゃ！どんなに辛くてもご飯を食べて、赤ちゃんを育てなきゃ！私が死んじゃ
私の母は、膵臓癌だった。 2015年6月、膵臓癌だと告知をされた。 なぜ、病気が発覚したかというと、少し前から高血圧になり、4月ごろから血糖値が高くなり、糖尿病予備軍とのことで、かかりつけの医師から薬をもらい服用していた。しかし、一ヶ月後薬を飲んでも血糖値が下がらなかったため、不審に思った医師が、膵臓癌を疑い、総合病院で詳しい検査をしてもらうため、紹介状を書いてもらった。そのおかげで、癌を知ることができたのだ。 通常、一ヶ月血糖値が下がらなくても、半年ぐらいは様子を見るのが普
