中学生の頃、球技が苦手な私がなぜバレー部に入ったか・・・それはズバリ、仮入部のときに、どの先輩もとても優しくて面白くて素敵だったからだ！！

　入部した後に態度が変わることもなく、先輩はずっと素敵だった。
　そして私はそんな先輩が大好きだった。

　しかし、その頃の私は先輩に遠慮しすぎていて、しっかり敬語を使う、部活は必ず先輩が来る前に到着しておく、練習試合に行くとき、ダウンジャケットは着ない（最後のやつは、今思うと、なぜこんな思考回路に至ったか全く理解できないです。笑）などを徹底して行っていた。

　当たり前といえば当たり前だが、そんなことをしていても私の先輩への好意が伝わるはずもなく、他の同級生は先輩から遊びに誘ってもらったりしていたが、私は全く誘ってもらえなかった。いや、1回だけ他の同級生と一緒に、公園でバレーを一緒にしようと誘ってもらえたことがある。でも本当にそれだけだった。

　私は後輩ちゃんも大好きで、後輩ちゃんとは一緒にご飯を食べたり、勉強を教えたり、けっこう仲良くさせてもらったと思う。

　自分が先輩になってみると、ゆるく敬語は使うけれど、フレンドリーに接してくれる後輩って本当に嬉しい存在だと思った。
　あと、後輩の方から誘うのは失礼かなと思っていたけれど、後輩ちゃんから「勉強教えてもらえませんか？」とか、「もしよければ誕生日パーティーに来てくれませんか？」とか声をかけてもらったときは、とっても嬉しいということに気づいた。

　というわけで、高校ではキャラ変を試みた。

　高校では体操部を始めとする、いくつかのマイナー系の部活に入った。

　まず、先輩とすれ違った時はけっこうこちらから手を振ったりにこにこして挨拶して、「さっきカントリーマアム買ってきました！188円だったんです💕」みたいな雑談も、「失礼かな？」なんて考えずにしてみた。
　
　それと、部活の後に学校周辺で外食するときは、雑談として前日くらいに「明日、学校周辺でごはん食べようと思っているんです〜」と話してみることにした。すると先輩が「ちょうど私も何か食べようと思っていた！もしよければ一緒に食べる〜？」と言ってくれることがそこそこあって、何回か一緒にご飯を食べている。ドーナツ、ラーメン、とんかつ、パフェなど、これまでにいろいろ食べたことがある。

　高校には誕プレを持ち込んでもよくなったので、先輩には誕プレを渡している。私の入っている部活がマイナー過ぎて、先輩が少ないからこそこんなこともできるのかな？笑
　メッセージカードもつけています！
　女子の先輩は、私の誕生日にも用意してくれたので普通に用意して、男子の先輩は、「お返ししないと」とプレッシャーをかけてしまってはいけないので、少なめに、ちょっとネタ系のものを。例えばある先輩には、真空パックに入った五平餅を渡したりとか。
　2ヶ月後に先輩に五平餅の話をしたら、食べ方がわからなくて引き出しにしまっているとの返事が・・・。先輩、パックの裏側に書いています！！

　この前、部室で先輩から「もしよかったら世界史の教科書と資料集いる？私もう使わないから〜って、まあ持って帰りたくないだけなんだけどね〜笑」と声をかけてもらった。そこで私は、きれいに読む用と、赤シートで隠せるように青ペンを引く用に分けられそうだと思ったのでもらうことにした。
　そこで私は、保健と家庭科も欲しいなと思ったので先輩にお願いしてみると、喜んで渡してくれた。
　指導要領が大幅に変わって、内容が違う部分もあるけれど、読み比べるのも面白そう♪

　こんなことを気軽に話せる仲になれてよかったなと思う。

　先輩、大好きです💕

　後輩ちゃんが、もうすぐ入ってきてくれるのも楽しみ〜✨

　いつもは「ですます調」なのですが、今回は気づいたら取れていたのでそのまま投稿してみます。