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本日、5月3日は憲法記念日

 憲法記念日は、1947年(昭和22年)5月3日に日本国憲法が施行されたことを記念して、1948年(昭和23年)に制定された国民の祝日です。

 日本国憲法は、第二次世界大戦の経験を生かし、平和な国を目指して制定されました。国民主権・平和主義・基本的人権の尊重を基本理念とする世界に類を見ない憲法で、一般に「平和憲法」とも言われています。

 憲法記念日には、改憲派や護憲派が憲法改正に関する世論調査や講演会、集会・シンポジウムなどを行っています。また、海上自衛隊では、基地や一般港湾などに停泊している自衛艦において満艦飾が行われます。

 しかし、皆様御存知のとおり、現在の日本国憲法を書いたのは日本人ではなく、1946年2月12日に連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が作成した「マッカーサー草案」を基に、日本政府が2月26日の閣議で起草し、同年11月3日に公布されたものです。

 また、憲法成立に不可欠なはずの国民投票による承認をいまだに受けていません。
 
さらには、自衛隊の存在そのものが違憲であることなど、実態にそぐわない瑕疵だらけの憲法となっています。

 このことから、一刻も早い憲法改正という名の国民投票による憲法承認が急がれるわけですが、憲法改正自体が戦争準備行為であるという声があるため、今日までそのままの状態で至っています。

 しかし、数週間前にツイッターで、国民民主党の玉木代表が、「憲法9条に3項を新設して自衛隊を明記したところで、2項で『陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない』と書いてる以上、違憲状態は変わりないです」と書かれていて、今までそんなことにも気づいていなかった自分に愕然と致しました。

 次の衆議院選挙がいつになるにせよ、自民党は大敗する可能性が高いので憲法改正は実現できなさそうですが、人口減少問題といい、憲法改正といい、円安といい、領土問題といい、日本が抱えるすべての問題はアメリカ由来に思えます。

 すべてアメリカのせいとまでは言いませんが、構造上不利あるいは無理な状態に追いやられてるのは確実なのですよね。次は日本の自動車産業を潰すために電気自動車での競争が始まるのでしょうが、本当に脱炭素が目的ならハイブリッド車の方が優れているに決まっています。実に悩ましいですね。

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