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お弁当の魅力

ご家族、ご自身のために、お弁当を作って
おられる方、いつもお疲れ様です。
そしてありがとうございます。

私はお弁当はおなかを満たすだけのものでない
ことに気づいてから、お弁当作りが大好きに
なりました。


メッセージをおくる手段

お弁当の作り手も多忙、もう買って食べて!って
思うこともしばしばありました。

でも私は中身はどんなものであれ、
作り続けたんですね。

だって子どもは部活と勉強で、もみくちゃに
なりながら学生生活を送っていたことを
知っていたので、私が多忙を理由にお弁当作りを
休んだら、あきらめてもいいよって言ってる
気がして・・・。

夢に向かってとことん頑張るって時期があってもいいものね。

これが時には逆転します。

精魂尽きる学生生活、私もフルタイムで働き、
取り込んだ洗濯物は山になっている💦💦💦
毎日生活するだけで精一杯だけど、
この状況でもお弁当を作る。

子どもの好きなおかずやデザートを入れて応援、
あきらめない!、そんなメッセージを込めて。

そして夜に空っぽになったお弁当箱をもって
きて、(時には翌朝💦)
おいしかったよ、ありがとうの言葉を聞く
たびに元気をもらうのでした。

食育

このような学生時代を送った子どもが社会人に
なり一人暮らしを始めるときリクエストが
あったのです。

おかんが使っている醬油、砂糖、お酢、みりん、
持っていくから用意しておいて!

安心安全の食材、作って食べることに
こだわってきたけれど、まさかこの言葉が聞ける
とは思っていなかったので、素直に嬉しかった。

そして一人暮らしがスタートして・・・。
おかんみたいに手作りばっかりというわけには
いかないけどお弁当作ってる!と写真が送られて
きます。

小学校の遠足では五目煮豆などが入る茶色い
お弁当だったので蓋をして隠して食べていた
らしい、部活の合宿でご用意いただく食事が
食べれないので冷蔵庫を持っていきたかった
などのエピソードもありますが、
今となっては懐かしい思い出です。

そしてしてしんどい時こそ、作って食べるという
習慣が身についているようで、何年もの歳月
を経て食の大切さが染み込んでいったことを
嬉しく思うのです。

これが私の専門を通しての次世代育成であり、
受けついてくれた子どもが心身の健康を土台に、
VUCA時代を頼もしく生き、未来をひらいて
いって欲しいと願うばかりです。

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