見出し画像

シンプルな英会話成功法則      106.閑話休題 英語遍歴⑧

選挙運動のアルバイトで出会った超美形の歌手の卵、杉さん
杉さんの彼女は米軍基地に住む高校2年生
今日は約束していたドキドキの米軍基地訪問

慣れた足取りで基地の門の前に行く
慣れた様子で「Hi , beautiful day !」と守衛に軽い挨拶
守衛室の向こう側にすらっとした体型の女の子が2人立っている

基地内に入ると杉さんは彼女と軽く抱擁する
ごく自然なその様子に唖然とする
「Waited long , Susan ?」
「Oh , no . Only a while 」
「Things OK ?」
「Yeah , everything perfect 」
話す英語も受ける英語も短文でよくわかる

杉さんの彼女の名前はスーザン
金髪、大きな青い目、すらっと伸びた手足、腕にラケットを抱えている
スーザンの隣にはスーザンと同じ服を着た女の子が笑顔で立っている

杉さんが少し改まった感じでスーザンに言う
「Sue ! This is my friend , Ichi . Lamda ! Your friend , right ?」
「Yeah , Lamda is my best friend . Ichi , Pleased to see you .」
スーザンがラムダの手を取って私の方に近づける
「Ken , this is Lamda . She is my classmate and hockeymate too 」
「Hi , Lamda . Very nice to see you today !」
「Hi , your name is Ichi ? Nice to meet you too . 」

簡単すぎる自己紹介が終わるとスーザンと杉さんが手を取り合って前を歩く
私とラムダはその後からやや距離を置いて後ろを歩く
ラムダはホッケーのユニフォームを着て手にラケットを持っている
やはり金髪、青というよりは緑に近い目の色をしている
白いホッケー用の短パンから伸びる長い脚がまぶしい

思い切って私の方から切り出す
「Do you play hockey !」
「Yes , I do . I like hockey very much 」
「Are you a good player ?」
「Well , I hope so 」
「Do you often win the games ?」
「Sometimes win , sometimes lose . Win , lose , doesn't matter 」
「You are the real hockey lover , aren't you ?」
するとラムダがクスクス笑い出す
私の言った英語がおかしかったか、それとも変な間違いをしたのか
ラムダが私の顔をじっと見て言う
「You are funny !Yes , I am a hockey lover 」

最初の出会いからまだほとんど時間がたっていない
私の方を向いて白いきれいな歯を見せて笑う
私は友達として認められたようでこの上なくうれしかった


極超日常英会話に挑戦してみましょう!!
*何度も何度も暗唱できるくらいになるまで大きな声で読んでみましょう。

タイトル106 席をどうぞ

 ある日の電車の中、お腹の大きな女性が乗ってきました。
一番先に席を申し出たのは小学生くらいの女の子でした。
自然なやさしさが表現できるんですね。
 
女の人:W 女の子:G
G: Why don't you be seated here .
W: Oh , thank you . But I'll get off soon .
G: How soon ?
W: Third stop from here .
G: Well then still more to go . Please don't hesitate .
W: Don't you mind my taking your seat ?
G: No , not at all . I don't mind standing .
Actually it's better for me .
W: Thank you very much indeed .
G: My pleasure .
 
周りの人たちが寝たふりをしている時に
この女の子はごく当然といった感じで席を譲っていますね。
みんながお互いに素直にやさしさを表現できるようになるといいですね。

*日本語対訳
女の人:W 女の子:G

G: Why don't you be seated here ?
(ここに座りませんか?)
W: Oh , thank you . But I'll get off soon .
(ああ、ありがとう。でもすぐ降りますから)
G: How soon ?
(どのくらいですか?)
W: Third stop from here .
(ここから3つ目です)
G: Well then still more to go . Please don't hesitate .
(それだとまだだいぶありますね。どうぞ遠慮しないでください)
W: Don't you mind my taking your seat ?
(あなたの席にかけてもいいんですか
G: No , not at all . I don't mind standing .
(はい、構いません。私は立っていてもいいんです)
Actually it's better for me .
(実はその方がいいんです)
W: Thank you very much indeed .
(本当にありがとうございます)
G: My pleasure .
(どういたしまして)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?