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人生において完璧主義な自分へ

人間が感じている外の世界はとても狭い。

「人と話したいなら話しかければいい。」
「人と遊びたいならこちらから誘えばいい。」
「人を心配するなら『大丈夫?』と声をかければいい。」

確かにそうかもしれない。
けど、それが出来ない人間もいるんだ。

「話しかけて嫌われたらどうしよう。」
「誘って断られたらどうしよう。」
「何か重たい病気だったら、知られたくないかな。声掛けない方がいいかな。」

そうやって考える人もいる。
行動に移すのって簡単じゃないんだ。
たとえ自分にそれが出来ても、できない人だってたくさんいる。

「話しかけて欲しい。」
「誘って欲しい。」
「心配して欲しい。」

それに応えてくれないからって、他人が自分に無関心だとか、嫌われてるとか、そういうわけじゃない。
他人は自分に精一杯で、自分も自分に精一杯で、全ての人の気持ちがわかるだとか、周りが見えてるだとか、そんなことは無いわけで…

だから、自分が見えてる世界が全てではなくて、他人が見えている世界も全てではなくて、必ず誰からも見られていない世界がある。

もしかしたら、''何か''の問いの答えが、その中にあるのかもしれない。
そうだとしたら、自分は一生、その答えは分からないのかもしれない。
それならば、その答えを導き出そうとするのは不毛だろう。

自分は深く考えすぎなのだろう。
もう少し楽に生きることを覚えていくべきだ。

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