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へんてこ長男の小学低学年頃

へんてこ我が子達三人は、
今の時代に少ないタイプの性格で、

立ち直りがはやい
楽観的、前向き
できなくても気にしない
根拠ない自信がある
プライドは最低限
まわりの目は全く気にならない


のような特徴があります。
そのような子供達がどんな小学生時代を過ごしていたのか?
今日はその第一段、長男のお話です。

長男小学生時代

お絵かきは殴り書き、読み書き計算もほとんどできないまま小学校に入学した長男。
就学前健診では問題なしでした。
一年生の担任の先生とは、はじめからしっかり
コミュニケーションをとって、
長男の性格について話していました。
先生は私の相談にいつも親身にのってくださり、
長男にあわせた対応をいつも丁寧に取ってくださいました。

長男は小学校入学当時、幼児性の残るまだまだやんちゃ盛りで、
名簿の席が近いやんちゃな子達と仲良くなりました。
毎日のようにその子達が放課後、
我が家に長男を呼びに来て、公園やら誰かの家やら我が家で遊ぶのでした。
でも学校から電話がくるようなトラブルは
、この頃は記憶にありません。
少しはあったかもしれないけど、忘れているほどの小さな出来事なのでしょう。

そして幼稚園終わった長女が仲間にいれてほしくてそこに乱入、
そしていらないことをしてお兄ちゃん達に嫌われるけど、長女は全く気にせず、いらないことをし続け、しまいにはお兄ちゃん達に怒鳴られ、逃げられ、それでも金魚の糞のようにお兄ちゃん達についていこうとする、そんな
長女がいました。

思い出したら、この頃から長女は、何がなんでも自分のやりたいことをやってたんだなぁ笑
嫌われようが何されようがへこたれないし、
自分の気持ちの赴くまま。

当時は長女も小さかったから、
方向性間違っていましたね。
でも、この何がなんでも自分を曲げず、気持ちを貫くコミュニケーションの取り方は
高校生になった今では、長女の長所、強みとなって、
どんな人とトラブルになっても、絶対自分を曲げずに話し合いややり取りを通して、
トラブル解決できるようになっています。

子供は未熟だから、よく方向を間違えるのですね。

でもそれは、色んな要因が重なり適正に成長すると、
本人の元々持っていた性格は形をかえ、
強みや長所となっていきます。

悪さや迷惑をかけることは何がなんでも絶対に悪いことだと
私も昔は思っていたので、
子供達にきつく叱り通しで、それでも全くいうことを聞かない我が子達に
ひどく悩んで落ち込んでいました。
でも、我が子達の自我の強さは半端なく強く、
私は育児の途中で子供が自分のいうことを聞くようになることを
期待するのを諦めました。
もちろん注意するし、叱りもしましたが。
よく、親の思いを子供に押し付けたら子供がつぶれてしまうとか言いますが、
我が子達に限っては、全く当てはまりませんでした。
親の思いを子供に強すぎるくらい押し付けるぐらいでないと、
今の我が子達の成長はなかったんじゃないでしょうか。
推測ですが。

話は長男に戻り、小1の夏休み、学校の補習があったので長男に行くように言って、
しばらくしてから買い物に出かけたら、
近くの公園で一人、長男が遊んでいました怒
私に無理矢理補習に行くよう言われたけど、
サボっていたのです。
いや、学校からがんばり勉強の招待状が来ていたからね…親としては基本、行かせるでしょう。

また面談の時に先生に聞いた話では、
長男は傘を学校に持ってきていたのに、
体はびしょ濡れだったこともあったとか…
そう、長男は傘を持っているのになぜか傘をささずに
学校までいったようなんです。

またすぐになくすので、消しゴム、傘、靴下は常に多めにストックしていました。
後、幼稚園から小学校低学年くらいまではなぜか、
ズボンの膝小僧あたりがよく破れていましたね。
謎。

でも二学期途中から、突然ひらがな練習のスイッチが長男に入りました。
毎日ひらがな練習を二時間とかぶっ続けで、自ら毎日ノートに書いていました。
そのおかげもあって、読み書きは全く問題がなくなりました。
また算数、工作も得意でした。
殴り書きの絵は、小学校低学年のうちは、
まだまだ改善されませんでした。

小2になっても長男のやんちゃぶりは変わらず、
朝の出席とられるときには、友達同士でゴリラの物真似で胸を手で叩いて、ウォーッというような返事をして
みんなを笑わせていたそうです。
ロボット教室に通っていました。
楽しんでいましたが、先生に不信感が募ったので、
1年でやめました。

2年も後半頃になると、長男は実験や体験学習に興味を示すようになりました。
蝉の孵化を見に行ったり、川の生き物を捕まえて、魚博士に色々教えてもらったり、
風で走る車を工作させてもらって、みんなで走らせたり、ドングリクッキー焼いたり…
良心的な価格の単発実験教室によく行っていました。

3年生になると、レゴやナノブロックも徹夜で大作を作り上げることが増えました。
その年にできたスカイツリーのナノブロックは見事でしたね。
また金閣寺にも興味を持ち、ナノブロックで作り、夫と金閣寺までサイクリングしに行ったりと、
長男が人生で一番、色んなことに興味を持ち、好奇心旺盛だった唯一の1年だったと思います。
体験学習が好きなのは相変わらずで、この頃の私は長男は将来うまくいけば理系にすすんでくれるかもしれない、なんて期待を胸に、
いそいそと毎週のように夫が仕事でいなくても、
生まれたての二男、長女、長男をつれてお弁当持って
出かけたのでした。
その後、私の期待は大きく裏切られることになりますが笑

ちなみに2年生まで長男と仲良しだったやんちゃな子、
今、長女のアルバイト先で再会したようですが、
全くお互いはじめは気づかなかったようです。
その子、昔は長女のことは大嫌いだったはずですが笑
めっちゃその子が陽キャでびっくりしたって、長女は話します。
今、長男はめっちゃポケモンガチ勢オタクですが。
でもその子は長男のこと、面白いやつだと言ってくれてたようです。

長女の中学同級生の間では、長男がYouTuberの混沌さんに似てるってキモいキモいと悪口叩かれてたそうですが。
やんちゃな子いわく、中学時代、混沌さんの物真似やってって長男に言うと、長男は普通に物真似してくれたそうです笑

他の家は私と多分、考え方が違うことが多いだろうなと思いますが、
私はその話を聞いて、とても嬉しかったです。

なぜならどれだけ陰キャ、キモい、オタクというような子でも、
他の人からのいじりにたいして
面白い返しができれば、いじめに発展しにくいと思うからです。

長男に去年その話をしたら、本人はすっかり忘れていましたが笑

結論
長男はスイッチ入るとどこまでも集中する子
長女の昔の問題行動は実は今の長女の強みの種だった
いじられたときの返しが面白いといじめられにくい
















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