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よく車を運転すると人が変わる 人がいますよね
普段は大人しいのに ハンドルを持つと
ブンブンドケドケーージャマダージャマダーと
雄叫びを上げる彼ら
私も
これが素顔なの??と目を疑ってしまいますが
その素顔が見える事を悪く感じてしまう
悪く言われてしまう
そんな風潮の中で生きている気がしますが
改めて考えてら本当にそれって悪い事なの??
と疑問に思ったのでちょっと調べてみました

車に乗ると性格が変わる現象の理由はいくつかあるようで
代表的な物を上げると
・ドレス効果 と
・車内空間の認識 があるそうな

「ドレス効果」なんだか素敵な響き
なんだか楽しそうな言葉ですが
(関係ないけどカクテルパーティー効果も楽しそうな響きですよね)
ここでドレスは煌びやかなものよりも、
着るという動詞の意味合いが強そうです

人は切るもので感情、思考が変わることがあります
身支度をしてスーツを着ると仕事モードに
家に帰って部屋着に着替えるとリラックスモードに変わる
人は着るもので意識を切り替えているそうです
学校や職場に制服があるのもそのため
わかりやすいアイコンを着ることで、その制服にあった
行動をとりやすくなるのだとか
自分が人からどうみられているか意識するのですね

「職場ではあんなにいい人だったのに、まさかあんなことを。。。」
ニュースでよく耳にする言葉は
なるほど、、、見えてる姿が違ったんだ、、、と ちょっと納得

このドレス効果が車の中で起こるようだ
車という大きな鉄の鎧を纏うことで
自分の気が大きくなり
普段見せない攻撃性が現れる
これは車種によっても起きそうですね
大きな車、高級車に乗っていると
それこそブンブンと車の速度を上げてしまう

逆の効果もあるようで
高級車をぶつけてしまい、しばらく安い車を運転すると
その間は運転が大人しくなるらしい
意外と効果は絶大だ

もう一つは車内空間の認識
よく好きなアニメのフィギアを飾っていたり
ギラギラに装飾している車に目が釘付けになることがある
自己表現の一部かと思っていたが
これは自分のテリトリー、プライベート空間を作る行為のようだ
車内を自分の部屋のように認識している

また、営業職など生活の多くを車の中で過ごす人も
この心理状態になってしまいそう

このように、車内をプライベートと認識している人は
信号待ちや渋滞の際
自分のプライベートを邪魔されていると思い
感情が芽生え、怒りを覚えてしまうそうだ

休みの日に、仕事の電話がかかって来て、イライラし
休みが台無しになるのと似た状況だろうか?
誰だって家の中では自由にしていたい

ある種プライベート空間での言動はその人の本性かもしれない

巷を騒がす煽り運転も
ドレス効果で気持ちが大きくなり
さらにプライベート空間だからやりたいように振る舞う
友達が乗っていたら拍車もかかるでしょう
車内は相手とのコミュにカーションが難しい環境だからこそ 

自我をしっかりもち、ちゃんと他人への配慮をしっかりしましょう!

はい、そんな真面目なことを語りたいのではありません笑
いや、語るのはいいけど、大事なことだけど
今日話したいのはそこから見える「人の本性」的な話であって

似たような現象が起こることがある
店員さんへの態度が悪くなる人
相手が制服を着ているの見ると
相手は仕事をしている、自分は神様お客様な心理状況になってしまい
悪態をついてしまう

もう一つはSNSの中だ
SNSはプライベートなことを投稿する場であり
無限に広がるネット空間、
そして、自分の顔を隠し何か象徴的なアイコンをしている場合
自分が装甲車に乗っているような気持ちになる
抑圧していた攻撃性が現れてしまう
そんな人も見かけますね
(煽り運転と誹謗中傷はどこか似ている面がありそうですね)

車に乗る自分は強い
お客様である自分は偉い
SNSの中では自由

ソーシャルディスタンスで
人との関わりに距離ができた社会
1人で過ごす時間が長くなった自粛期間
本性が表に出ることは悪か
人なのだから普段抑圧されたものが表に出てしまう
誰だって
人に迷惑をかけなければそれでいいだろう
誰かを傷つけなければ
それだって個性だ、カエル化と言ってないで笑
受け入れよう

個人が重要視され人の本性が悪目立ちする世の中で
相手も人だということも忘れてはいけないというだけだ

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