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初めて親として学校行事に行ってみたら学び多き場だった

昨日は、息子の授業参観&懇談会&PTA総会でした。
校種は違えども同業者ということもあり、
お休みをいただいて偵察に行ってまいりました。

まずは授業参観。小学校1年生の国語。
入学してまだ2週間で、どんな授業をするのか。

「たんたん たたたん」から始まり、
リズミカルに音読を進める子供たち。
先生のガイドで、立ったり座ったりしながら、
あるいは読むところを分担しながら、
何度も何度も「たんたん たたたん」を繰り返す。
上手にできたら「Good Job!」と声を掛け合う。
とてもポジティブな時間を過ごすことができました。

その後は、自己紹介の時間。
自分で描いたカードを持って、
みんなの前でお名前と好きなものを発表。
人前で喋ることに慣れていない年頃だから、
先生が代打をすることもありました。
息子は、何とか自分の言葉で伝えることができ、一安心。
心の中で「Good Job!」と叫びました。

次は学級懇談会。
まずはアイスブレイクで、お隣の席のお母様と
「子どもの成長したところ」について共有。
あっという間に3分間が終わる。
担任の先生が申し訳なさそうに次の説明へ促す姿を見て、
「そうそう。お互いに話してほしいけど、時間もない。
担任あるあるだよな〜。」と勝手に共感。
担任の先生からは、学年目標や学級の様子、
家庭で心がけてほしいことなどを説明してもらう。
スラスラと淀みなく話す姿をみて、安心感を覚える。
周囲を見ると、お母さん方の頷く姿が多数。
「やっぱり、話す内容もだけども、話し方一つで良い印象になるな〜。」
と勝手に分析。

最後にPTA総会。
正直、教員側からすると、「めんどくさい」と感じてしまいがち。
体育館に敷き詰められた椅子、椅子、椅子。
「誰が並べてくれたんだろうか?」
PTA役員の皆さんが、忙しなく動きながら準備を進める。
先生方もそれに呼応してあちこち、ばたばた。
開始時間が少し遅れてスタート。
PTA会長の挨拶の後、校長先生から学校紹介。
始業式・入学式で話したことを、学校経営目標を用いながら説明。
グランドデザインの図を見ると、同業者の性なのか、
「学校運営協議会はいつ開いているんだろうか?」
「それぞれの目標の指標は?」などどうでもいいことを考え反省。

校長先生も先ほどの担任の先生同様、
手元を見ずに淀みなく話を進めていかれる。
フリップも準備してキーワードを共有。
そこは「スライド使えばもっと見えるのに」とか思ったが、
概してわかりやすく、そして温かみのある説明でした。
その後、全教職員の紹介がありましたが、
前方に並んだ先生を見ながら、
「若い先生多いからベテランは大変だろうな〜」
「挨拶で緊張する若手、かわいいな〜」
なんて、またもや勝手に思ってしまいました。

・生徒の心を前向きにするポジティブな声かけ
・音読をみんなですることで生まれる一体感
・保護者に安心してもらう語り口
・保護者視点で見える学校の景色

そんなこんなで、初めて自分の学校では無い学校で
参観・懇談・PTA総会の3点セットを経験した結果、
自分自身の仕事にも生かせる発見があり、大変貴重な機会でした。
(もちろん、息子の活躍する姿を見るのが、一番ですが。)



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