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ChatGPTは江戸っ子?

「雪に耐えて梅花麗し」
西郷隆盛が渡航する甥っ子にあてて書いた手紙の一節です。
広島東洋カープで活躍した黒田博樹選手の座右の銘としても有名です。
受験勉強を頑張る高校3年生に贈る言葉として、
私自身の座右の銘として、
これまで何度となく口にしてきた言葉でもあります。

妙心寺のサイトにも記事がありました。
https://www.myoshinji.or.jp/houwa/archive/20182

そこで、このサイトをChatGPTに要約させてみると、
次のような文章になりました。

厳しい寒さが続く中、2月も半ばに差し掛かると、境内の梅が開花する。梅の花は、厳しい寒さの中で咲くことで春の訪れを感じさせる。この梅に因んだ言葉には、「雪に耐えて梅花麗し」という西郷隆盛の言葉がある。西郷隆盛は幕末に活躍し、黒田博樹投手の座右の銘となっている。黒田投手も高校時代からこの言葉に感銘を受け、エースとしての活躍を果たす。偉人の言葉には励まされる力があり、修行道場での経験や副住職としての苦労も、禅の先人の言葉に支えられて乗り越えてきた。坂村真民の詩にもあるように、人生の困難も乗り越えて自分の花を咲かせることが大切だと語られている。

何か味気ないと思ったので、「口語にしてよ」と入れてみると、

寒い日が続いてるけど、2月の中ごろになると、境内の梅がぼちぼち咲き出すんだよ。梅の花ってのはな、寒い中でも春が近づいてるって感じさせてくれるんだ。そんな梅に関連して、西郷隆盛っていう人の名言があるんだ。「雪に耐えて梅花麗し」ってね。これ、広島カープの黒田博樹投手がカープで活躍してるときにモットーにしてたんだってさ。
西郷隆盛ってのは、幕末の頃に活躍した人で、黒田投手のお手本みたいな存在だったんだ。黒田投手も高校時代からこの言葉に感動して、それ以来、一生懸命頑張ってたって。高校時代はベンチウォーマーで、公式戦で投げる機会もなかったんだけど、大学に進んでからは徐々に実力をつけて、カープで活躍するようになったんだ。
偉人の言葉ってのはね、時代を超えて励まし合える力があるんだよ。私も修行道場で3年間修行した後、副住職になったんだけど、それからも新たなスタートを切ることがあったんだ。でも、禅の先人の言葉が励みになって、困難を乗り越えてきたよ。
坂村真民って詩人の詩にも、人生の壁を乗り越えて自分らしく生きることの大切さが表現されてるんだ。みんな、それぞれの困難を乗り越えて、自分の花を咲かせてるよね。そういう人たちの姿を見て、自分も頑張ろうって思うんだ。

こんな感じに仕上がりました。口調がどことなく江戸っ子になっている。笑
でも、どことなく親しみのある文章だなと思った次第です。
生徒へ講話をする際には、ChatGPTを使って原稿を作ってみるのも、面白いかなと。
では、最後に、ChatGPTは端折ってしまった坂村真民さんの詩を。

「生きることは」
生きることは 自分の花を咲かせること
風雪に耐え 寒暑に耐え 
だれのものでもない 自分の花を咲かせよう

皆さんは、どんな花を咲かせますか?
その花は、種ですか?蕾ですか?枯れてしまいそうですか?
花を咲かせるためには、草を抜き、土を耕し、水や肥料をやり、
と色々な手入れが必要ですよね。心も同様かなと思います。
さまざまな「ことば」がその役割を果たしてくれる。
「雪に耐えて梅花麗し」もその一つです。

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