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Unnamed Memory Ⅲ 感想ネダバレあり

話は魔女VS魔女で一番熱いところのはずだが、だんだんと盛り下がっている気がする。でも最後で過去に戻り、世界線がリセットされたこと、まだたくさんある謎の数々が次で解明されるということで次巻も購入。興味は持続してあるが熱意としては下がってきた。
原因を考えてみる。
一つにバトルシーンが簡潔すぎることがあると思う。魔女同士の戦いということでド派手な魔術戦が繰り広げられるかと思ったが、そこまでのボリュームはなく終わってしまう。もう少しバトルを描いて欲しかった。
オスカーとティナーシャが常時イチャイチャしているところが萎える。しかも人前にも関わらずである。たまにドキッとされられるのがいいのであって、ずっとこんな状態では読んでいてしんどくなる。
物語の中の恋愛は幾度のすれ違いでヤキモキさせ、たまに両思いなのでは?と思うようなシーンがたまにあるのがいいということが分かった。ある意味、読者はヤキモキするストレスを求めている、その後の大円団を期待して。

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