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スペシャル企画

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2021年12月の記事一覧

向き不向きを決める要素って何なん?

伊豆の山の中でセカンドライフを送っているペースケです。 朝は5時半に起きて朝食を作り、食べ、珈琲をドリップして飲むのが日課です。 しかし、それから昼飯までの時間の過ごし方が問題です。 だいたいネットをダラダラと徘徊して終わる感じです。 本を読む気にはならないし、アマゾンプライムで映画を見る気も起きません。 まぁ、何もやる事が無いというのは、何でもやれるという事であり、ある意味、幸せなのかも知れませんが、それも日常化すると退屈になります。 何かを習慣化するには、小さな事、す

今、注目の「世界標準の食事」の矛盾と対処法

糖質制限中のペースケです。 以前「科学的に証明された究極の食事」と言う本を紹介しましたが、今回は「9割の病気がよくなる ロジカル食事術」という本についてです。 まず、この本で、「エビデンス(科学的根拠)」とは、世間に認められるまで最低でも5年掛かる。その間に、そのエビデンスが間違いだったと言う発見がなされる可能性もある。だから、エビデンスとは「5年前以前の情報」と解釈すべし・・・と言う知見を得ました。心したいです。 で、肝心の食事に関してですが、この本では、今や世界標準と

脳がエネルギーを節約するための「習慣化」を利用して、目的を達成する方法!

ここ何年か、珈琲は、ペーパードリップで飲んでいます。 東京で暮らしていた頃は、インスタントでした。 正直、それほど味が違うとは思いません。 しかし、珈琲豆を挽いて、それをペーパードリップに入れ、お湯を注いで抽出すると言う手間を掛けると、1杯飲んだだけで満足感があります。 味噌汁も、昔はほぼインスタントでしたが、最近は、お湯に味噌を溶いて作ります。具は、長ネギ・油揚げ・ワカメなど、その日の気分で適当に入れます。 どうしてこうなったかと言うと、現役を引退して山にこもり、時間

あなたを破滅させる「テイカー」は全体の2割もいる???

アダム・グラントという人が書いた「GIVE & TAKE 与える人こそ成功する時代 」という本が、ひと頃、話題になったようです。 人を「ギバー」「テイカー」「マッチャー」に分類して、その中で一番成功する人は「ギバー」であるという主旨の本なのですが、その要約を読んだ感想です。 その前に、「ギバー」とは、与える人。「テイカー」は、与えられる人。「マッチャー」は、言わばバランスを取る人です。 と言っても、この3タイプには程度があって、与える度合いと与えられる度合いのどちらが多

最初の一歩と習慣化だけでは幸せになれない。

スイスの下院議員を務め、法学者、著名な文筆家としても知られるカール・ヒルティの「幸福論」で、幸福な人生を送る為には「最初の一歩とその習慣化が決め手になる」と書かれているそうです。YouTube の動画で知りました。 お気付きかと思いますが、私もかねてから「生活をルーチン化すると人生が楽になる」という事を体験から感じていました。 著名な人物と似たような事を考えていたと知って、ちょっと嬉しいです。 物事は、習慣化する事で継続し易くなります。 しかし、習慣化する為には当然ですが

人生を充実したものにするためにすべき事。

伊豆の山の中でセカンドライフを送っているペースケです。 現役を退いて、第2の人生を歩み始めると、多かれ少なかれ、毎日の時間を持て余すようになると思います。 例えフルタイムで働いたとしても、現役の頃のように残業したり、休日出勤したりする機会は少なくなるでしょうし、まして、アルバイトや年金生活となれば、1日のうちのフリータイムは、膨らむばかりです。 本当に没頭出来る趣味を持っている人は別ですが、旅行が趣味だとか、釣りが趣味だとか、読書が趣味だとか言っても、所詮、それで1日の大

カルロ・ロヴェッリ著「すごい物理学講義」が、本当にすごい!

「時間は存在しない」に続いて、「カルロ・ロヴェッリ」の本を図書館で借りて読みました。やはり、理解出来たとは言い難いのですが、とても面白かったです。 ほぼ一気読みでした。難解な内容なのに面白いと言うのが、自分でも不思議です。 この本は、2千年に及ぶ科学の歩みを概観しながら、最終的には「ループ量子重力論」についての知見を紹介するものですが、古典力学から量子論への流れが、まるで物語を読むようでした。 私たちはすでに、今の宇宙がビッグバンによって誕生した事。ブラックホールが存在す

自己犠牲が人生に意味を与えるのか?

最近、時間を持て余しているせいか、人生とは何なのか・・・と、よく考えます。 様々な偉人の「人生とは何か」に対する答えが伝えられていますが、かの、アルベルト・アインシュタインが言ったとされる「誰かの為に生きてこそ、人生には価値がある」という言葉が、意外過ぎて心に残りました。 そう言えば、自分は、全てにおいて自己中心的な生き方をしていると、改めて思います。自分の人生なのだから、それで良いじゃないかと、ずっと思ってきましたが、アインシュタインが、なぜ「誰かの為に生きてこそ」と思っ

カルロ・ロヴェッリ「時間は存在しない」を読んで混乱する。

伊豆の山の中でセカンドライフを送っているペースケです。
 カルロ・ロヴェッリという人をご存知でしょうか? 私は、この本に出会うまで知りませんでした。

 ネットで検索してみると、1956年にイタリアのヴェローナで生まれ、現在はフランスのエクス=マルセイユ大学の理論物理学研究室で、量子重力理論の研究チームを率いる理論物理学者だそうです。 また「ループ量子重力理論」の提唱者の一人で、著書の『世の中ががらりと変わって見える物理の本』は、世界で150万部以上のベストセラーとか。

脳内麻薬物質でアウトプット中毒???

伊豆の山の中でセカンドライフを送っているペースケです。 YouTube に動画を投稿するようになって4ヶ月目に入りました。 最初は「田舎別荘地暮らし」をテーマにしていましたが、発信する内容が無くなってきたので、最近は「読んだ本のレビュー」にシフトチェンジしています。 相変わらず、チャンネル登録者数は伸びませんが、「本のレビュー」と言うのは、自分自身に取っても益する部分が多いので、今のところ、この路線を継続しようと思っています。 これまで小説しか読まない時期が長かったのです

ホテルニューアカオ代表取締役会長・中野善壽氏の「ぜんぶすてれば」を読んで・・・。

伊豆の山の中でセカンドライフを送っているペースケです。 今話題のホテルニューアカオ代表取締役会長、中野善壽氏の「ぜんぶすてれば」という本が、アマゾンプライムで無料購読出来たので、ダウンロードしてみました。 実は、氏の新著「孤独からはじめよう」という本のタイトルに興味を惹かれて、この「ぜんぶすてれば」という本に辿り着いた次第です。 結論から言うと、自分とは相容れない性格の人だな・・・と言う感想でした。 しかし、給料の多くを慈善団体に寄付し、私有財産は可能な限り所有しない中野

早々と「2021年」を振り返って・・・

伊豆の山の中でセカンドライフを送っているペースケです。 コロナウィルスのパンデミックから2年が経過しましたが、現在、小休止という感じながら、まだまだ予断を許さない状況が続いています。 今年は、東京オリンピックの年でしたね。もうすっかり忘却の彼方です。 せっかくのオリンピックもコロナのおかげで、私のやっている民泊のゲストは、例年の3分の1くらいでした。もっとも、例年の数が極端に少ないので、その3分の1と言っても、たいした痛手にはなりませんでした。 その代わりと言うか何と言う

ショーペンハウアーの消極的な幸福論とは?

伊豆の山の中でセカンドライフを送っているペースケです。 何をトチ狂ったのか、図書館でショーペンハウアーの「孤独と人生」と言う翻訳本を借りました。 ショーペンハウアーは、19世紀のドイツの哲人と言われる厭世的な哲学者ですが、その代表作とも言われる本書は、あまり面白くありませんでした。 だから、ほとんど斜め読みですが、ひとつだけ私の琴線に触れた言葉がありました。 残念ながらショーペンハウアーの言葉ではなく、アリストテレスの言葉を引用した部分で、「理性的な者は満足ではなく苦痛の

脳生理学的に「幸せになる」方法とは?

伊豆の山の中でセカンドライフを送っているペースケです。
 ここのところ何故か気持ちが塞ぐ事が多くなりました。 
新しい事にチャレンジしようと言う気力も有りません。
 うつ病の初期症状なんじゃないかと不安です。 

そのせいか最近、脳に関する本をよく読んでいます。 
今回、幻冬社から出ている「ブレインフィットネスバイブル」と言う本を読みました。

 内容的には、あまり意外性は感じなかったのですが、岩手医科大学の駒野宏人教授のインタビュー記事が興味を惹いたのでご紹介したいと思い