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ジモピー御用達お宝スポット(1)その雄大さに身も震える「富士海岸」には、ストレンジャーも感動する舞台装置があったズラ〜!

伊豆の別荘地に安い中古物件を買って定住する「お気楽Bライファー」として、その 体験談 や生活圏の 食レポ などを記事にしてきましたが、何かが足りないなぁ・・・と常々、思っていました。

何が足りないのか?
私の足りない頭で考えた結果、静岡県東部エリアに暮らす者 として「遊び場情報」が欠けている事に気付いたのです。
まぁ、映画館 や 温水プール や 温泉 なんかには、ちらっと触れましたけど、せっかく地方都市に移住したわけだし、観光スポット とは違った目線で、ジモピー御用達の 遊び場 を紹介しなければ、片手落ち(差別用語?)なんじゃないか・・・と。

そう言えば、他のストレン隊員が、三島市の「楽寿園」や、駿東郡清水町の「柿田川公園」なんかを紹介してましたね。まぁ、それらはガイドブックにも出てる メジャー所ですが、私の場合は、もう少し マイナー所 になるかと思われます。ジモピー目線 で見つけた「お宝スポット」です。

ちなみに、昔は、地元民 の事を「ジモティー」って言ってましたが、最近は「ジモピー」= 地元ピープル と言うらしいですよ。

いやね、私が実践する「お気楽Bライフ」って、時間だけは売るほど有るんです。(誰も買ってくれませんが・・・)
没頭できる趣味 があれば良いんですけど、そういうのが特に無い、無趣味人間に取って、時間つぶし は 人生最大の課題。でも「お気楽Bライフ」ですから、お金が掛からない・・・っていうのも 大切なファクター

そりゃー、テニス や ゴルフ や ダイビング・・・なんて遊び(趣味)は、アクティブで良いんですが、「お気楽Bライファー」には、似合いません。
別にやっても良いんですけどね。もし、私が 釣りマニア なら、もしかすると静岡県東部エリアの釣りスポット を紹介してたかもしれません。
世の中、そういうものです。

とにかく、今回は お金の掛からない遊び場・・・という事に決めました。
で、お金を掛けない遊び ・・・って、何を思い浮かべます?

そう。インドネシア語で「じゃらんじゃらん」。日本語に訳すと「散歩」ですね。なんだ、散歩 かい!
いやいや、散歩 を馬鹿にしてはいけませんよ。散歩 って、結構、奥深いものなんです。侘び とか 渋み に通じるものもあるわけです。私見ですが。

散歩って、どこを歩いても良いわけではありません。刺激が無い場所だとすぐに飽きるし、歩いて楽しい場所 って、有りそうで、なかなか有りません。しかも、巷の 観光スポット は、普段づかいの散歩 に適しているとは限りませんからね。

そこで、普段づかいの散歩スポットを「ジモピー御用達お宝スポット」と名付けて、これまたお得意のシリーズにしてみようと思うわけです。とりあえず 名前を付ける のが趣味なもので・・・。

相変わらず前振りが長いですね。自分でもそう思います。
さてさて、その「ジモピー御用達お宝スポット」第1回目は!!!

まぁ、そんなに勿体ぶるほど 目新しい場所では無い んですが、沼津のジモピーなら誰でも知っているけど、ストレンジャー(よそ者)は、ほとんど知らないであろう・・・「富士海岸」です。
えっ?「富士海岸」? どこそれ〜?

実は、通称「千本浜」のこと。こっちの方が名前が通ってるみたいですね。
でも正式名称は「富士海岸」と言うらしいです。
(グーグルマップでは 千本浜 ですけど・・・。)

沼津駅からは、「沼津登山東海バス」で 沼津駅南口2番 乗り場から千本牛臥循環 に乗って「観音前バス停」下車(徒歩2分)。運賃は 200円です。
駅から歩いても2キロ弱30分程度 です。

この通称「千本浜」は、砂浜 では無く、砂利浜 ゆえに、茨城県の 九十九里浜 ほど知名度はありません。「富士海岸」の海岸線は 約19Km ですが、「九十九里浜」は 約66Km もあるので、規模的に言っても、勝負にはなりません。

では、なぜ、私がここを取り上げたか?
それは、ここの 舞台装置 が、気に入ったからなんです。

沼津市街からアプローチすると、目の前を 高い防波堤 に遮られて、最初は何も見えません。前もって知ってないと、海がある事もわかりません。
ジモピーの間には「この防波堤が景観を損ねている」という意見もあるようです・・・確かにそうなんですが、逆に、この防波堤のおかげで 感動が倍増する って事も、あると思うわけです。

防波堤を登って行くと・・・

この 防波堤の階段 を登った瞬間、目の前に壮大な景色 が、一気に広がります。別に、意図して作ったわけじゃ無いんでしょうけど、この 意外性 に度肝を抜かれました。

まさに「息を飲む」と言う言葉がぴったり!
おおっ〜!」と、思わず唸る事、間違い無し!
霊峰富士 と 海岸線 との対比が、圧巻です!魂を揺さぶられます!

この 防波堤が19キロも続いている んですよ。凄いと思いませんか?
19キロも散歩したら、私は死にますけどね。
神奈川の 湘南海岸 と違って、シャレオツな店が並んでいるわけではありませんが、素朴で味わいのある海岸 だと思います。

南東方向には、沼津港 が見渡せます。夏は 海水浴場 にもなっているし、防波堤は、サイクリング や ジョギング のコースとして、ジモピーに親しまれています。

↑ 夏の千本浜。

ここでは、ショア・ジギング(海岸からの釣り)も出来るそうで、ソウダガツオやサバ、タコなどが釣れるとのこと。関東からも釣りマニアが訪れる そうです。

嬉しいことに、防波堤沿いにある「千本松公園の駐車場」は、無料なので、気軽に立ち寄れるのもグッド!(一部、有料駐車場もあります。)

私は、あまり興味ないんですけど、防波堤の内側にある「千本松公園」には、この地を愛した 若山牧水の歌碑 や 井上靖の文学碑 もあります。

↑ 若山牧水の歌碑

↑ 井上靖の文学碑

↑ 千本プラザ

さらに、この「千本松公園」には、まるで UFO かと思うような「千本プラザ」という 公共の多目的ホール があって、コンサートなどの催し物も数多く開催されています。私は、ここで開催されたコンサートに来て、「千本浜」のことを知りました。

実は、この「千本プラザ」には、大人500円で入れる大浴場 もあるんです。温泉じゃ無いですけどね。利用時間は 午前10時から午後4時 まで。寝湯・気泡湯・サウナも付いています。「千本浜」を歩いて汗をかいたら、ジモピーに混じって、ここの風呂に入るのも良いんじゃないですかね。
もちろん、お金さえ払えば、誰でも入れます。

ちなみに、この辺り、一昔前までは 高級住宅街 だったそうです。
ところが、東海地震の襲来 を恐れて、お金持ちが内陸に次々と引っ越していき、現在は、あまり人気が無くなって、地価が下がったんだとか・・・。
今なら お買い得 だそうです。沼津駅も近いですよ!
津波なんかへっちゃら・・・と言う方、移住 を検討してみては?

今回は、ジモピーが 普段づかいする散歩スポットとしての「千本浜」を紹介しましたが、このシリーズでは、熱湯エリア の ジモピー御用達の遊び場(お宝スポット) を探してみたいと思います。
遊び場 と言っても、夜の遊び場 は期待しないで下さいね。
山の中の暮らしなので、日が落ちると外出しない ものですから・・・。

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