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100日目のnoteと父のノート

 父が生前に買ったノートです。

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 遺品整理をしていたら真っさらな状態で出てきたのでもらい受けました。

 数年間真っさらのまま保存していたのですが「ノートなんだから使った方がいいか」と思い今回noteを書き始めるにあたってアイデア帳として使うことにしました。

 上の方に「越境するテクノロジー」というタイトルを書いたのは私です、下の方に「26.11.20サングリーンで二冊」と書いたのは父、ノート買った時のメモ書きです。

 そう、これは親子二世代の共同作業ノートです、親子とも字が下手くそなのが絆を感じさせますね。

 父が亡くなったのが平成28年の夏、ちょうどリオデジャネイロオリンピック開催中でした。

 父は生前「東京オリンピックが決まったんで楽しみじゃ、そこまでは生きとるで」と言ってたのですが、フライングで一つ前のオリンピックに見送られるように去っていきました。

 広島という土地柄熱狂的なカープファンで、携帯ラジオで中継聴きながら畑仕事をやってたのですが、他のスポーツイベントにはそれほど関心を示さない風だったので、東京オリンピックへの情熱はちょっと驚きました。

 昭和39年の東京オリンピックは今とは比べ物にならないくらい日本国中で盛り上がったようなので、今思うとその記憶が蘇ったのでしょう。

 昭和のオリンピックの頃、若い父が感じていた熱狂、それがどんなものだったのかちょっと聞いてみたかった気もします。

 父は文書を書くのが好きだったので、当時noteがあれば昭和の時代の若い父は自分の思いを記事にしていて、今それを読む事が出来たかもしれません。

 来年は東京オリンピック、令和の私には幸にしてnoteがあるので、感じたことを記事に残していきたいと思います。それを何十年か後に誰かが興味持って読んでくれるかもしれないと思うとちょっと面白いです。

 最後にご報告、父のノートをアイデア帳にして始めたこのnote、今日で100日目になります。

 「書くことに慣れるため、まずは1ヶ月、毎日一ネタ書こう」と始めたのですが、途中から習慣化してここまで続けてきました。

 毎日書くことで、多少書くことに慣れることができたと思います。記事のためにネタ調べをしていると「今日中に書かねば」というプレッシャーが知識の吸収を早めてくれる効果もあって、これはとても良かったです。

 一方で、一日で調べて書くことができる範囲を超えたまとまった記事も書きたいと感じるようになってきました。

 来年からはまとまった形の記事にも挑戦していきたいと思っています、来年もよろしくお願い申し上げます。

 最後までお付き合いいただきありがとうございました。

Photo by Joanna Kosinska on Unsplash

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