たたかう40歳、お金の使い方(独身兄)

お金の価値観が一変したのが30歳を超えてからでした。

30歳途中まではパチスロなどのギャンブルや気になる流行りもの、食べたいものに投資していました。衝動買いも多く、今振り返ってみると無駄遣いも甚だしかったと思います。

転機は僕を溺愛してくれていた祖父が亡くなってから少し経ってからでした。身近な人の「死」によって自分自身の生き方を考え直しました。

老後を想像すると、今まで何もしてこなかったことを踏まえるとすでに手遅れかも知れない、一体どうすれば自分の人生を変えることができるのか・・・
それまでのお金の使い方をつまり投資について考えるようになりました。

私の本業はテニスの指導者。
先ずは加齢に伴う怪我のケアに矛先が向きました。スポーツインストラクターの寿命は短いと言われています。しかし、ごく稀に高齢でも活躍されている先輩がいることを知りました。私の投資の先は自分の体の管理に向けられました。
指導者として元気で動けて、心の状態が良いことこそがお客様のストレス発散やモチベーションアップにもつながると知ったからです。
月額12,000円をかけて、パフォーマンスの向上や怪我の予防を目的とする初動負荷トレーニングに片道30分かけて週2~3回通い、月に1,2回程度のマッサージやコンディショニングを受けるようになりました。

そして、体の外からに気を配るようになってから間もなく体の内側にも気を配るようになりました。食べ物、飲み物は玄米など主食をはじめ、できるだけ無添加、無農薬を食すようになり、飲食に自己投資し始めました。
市販の野菜の農薬を除去する効果の期待できるホタテパウダーも購入しました。
ファストフードや安い居酒屋は極力避けるように心がけました。
また、心を豊かに保つ必要も感じたためクリエイティブであるために温泉や音楽などの鑑賞、気になる本を読むようになりました。

少し時間を作って、いつもの自分を客観視すると今の環境は決して悪くはない、冷静になることで感謝すらできるようになります。そして次に自分が何をすべきかという見通しが立つようになりました。自分のやりたいことを見つめ直す機会にもなります。
具体的には今までお世話になったテニスを通じて1人で多くの人の人生を豊かにすることをいつも考えることができるようになりました。
結果として自分の心も豊かになると気づいたからです。
そのためにお金の使い方を考えて投資することが必要だと思います。

自分自身が誰かの役に立ち続ける事が生きがいになるようになりました。。

貯蓄に対しては、2番目以降ですが、何かを起こしたいと言うよりも、誰かのために役に立つための投資として、株式投資を始めました。元本は10万づつを続けて現在は100万程度、大きく勝負に出ないように地道に続けて180万ほどになりました。

お金は生きるための「本質」であり、投資の行先が自分自身の人生の豊かさを左右するものなのでしょう。

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