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苦手な相手と対戦する時にパフォーマンスを発揮する方法

こんにちは。八尋です。

今回は「苦手な相手と対戦する時にパフォーマンスを発揮する方法」というテーマでお話をしていきます。

  • 苦手な相手と試合すると緊張していつも通りのプレーができない

  • 本番の試合は緊張する

  • どうやったらいつも通りのプレーができるのか

そんなお悩みのあなたへ向けた内容になります。

私はフリーランスのテニスコーチをしながら、月に1回必ず試合に出るようにしています。

私には苦手な相手が何人かいて、いつもその相手とやると「いつも通りのプレーができない」という悩みがありました。

何度やっても「またこの悪い感覚がきたなー」という感じで、落ち込んでました。

しかし10月15日の、久留米オープンシングルスの試合に出た際、いつも苦手だった相手に対して新しく良い感覚を感じることができたので皆さまに共有します。

【1時間越えの激戦】久留米オープンシングルス大会決勝
https://youtu.be/pwz1GKPWG5s

いつもの練習相手を想像する

今回の最大のキモとなるポイントはいつも一緒に練習をやっている相手を想像することになります。

苦手な相手と対戦する時に「いつもやっているアイツとの試合と思ってやるぞ!」と思うとリラックスして試合を戦うことができました。

「なんだ、そんなことかー」

そう思うのは分かります。

昔の私なら同じことを思うはずです。

でも実際やってみると凄く効果がありました。

ただ、その効果を実感するにはいくつか条件があります。

苦手な相手と練習相手のレベル差

「苦手な相手」と「いつもやっている練習相手とレベルがあまりにも違う場合は意味がない」ことになります。

苦手とは、あくまでも自分との力の差があまりない相手に限るので、あまりにも自分とのレベルの差がある場合は意味がありません。

自分と練習相手のレベル差

自分といつも練習している相手のレベル差があまりないという条件も必要になります。

いつも練習している相手があまりにもレベルが低い場合は苦手な相手との差も大きいはずなので、いつも通りにやっても同じようなパフォーマンスを出すのは難しいです。

まとめ①

一旦話をまとめると

  1. 自分

  2. 苦手な相手

  3. いつもの練習相手

が近いレベルであればあるほど、今回の話は繋がってくるはずです。

「そんなレベルが近い人なんて都合よくいないよ」

と思うかもしれませんが、苦手な相手に勝ちたいなら、自分自身ももちろんですが、練習相手のレベルも上げていきましょう。

苦手の克服

なぜ苦手な相手だとパフォーマンスが落ちるのか

そもそもなぜ苦手な相手だとパフォーマンスが落ちるのか言及していきます。

私がなってしまう現象は、当てはまる人がいるはずです。

悪いイメージが先行してしまう

いつもの相手、もしくは格下と対戦するときは狙うコースが広いです。

「これくらい甘くなっても大丈夫かな」
「自分が打ちたい方に狙っておこう」

と心に余裕があります。

対して、自分が苦手だと感じる相手と対戦する時は

「甘くなったらやられてしまうんじゃないか」
「自分が得意なコースを狙うとやられそうだから逆を狙った方がいいかも」
「どっちにどんなボールを打てば正解か混乱する」

私はそんな感情になります。

その心の余裕のなさが「自滅」を引き起こします。

苦手な相手も「最強」ではない

苦手な相手ほど「マイナスなイメージ」が先行してしまうので、相手は特に何もしていないのに、勝手にやられてしまったような錯覚を起こすのが最悪な状態です。

苦手な相手も苦手なだけで「最強」ではありません。

一旦、コースやボールの質を落として丁寧にラリーすることを心がけると良いです。

相手のエースは良し!自分のミスはなし!

先ほど話したようにマイナスなイメージが強くなると自滅をする確率が上がります。

なのでそんな時の良い心構えは「相手のエースは良し!自分のミスはなし!」です。

「もっと良いコースを狙わないとやられるかもしれない」

その気持ちが自滅を誘います。

「コースは甘くなっていいからまずはコートに入れよう」

そうすると

「意外と相手もミスしてくれる」ことに気づくはずです。

終わりに

今回は「苦手な相手と対戦する時にパフォーマンスを発揮する方法」というテーマでお話をしました。

結局、大事になってくるのが「相手よりも1球でも多く返す」という原点に戻ることが最も重要になります。

ただ、その原点に戻るために「自分の脳をいかに騙せるか」が大事です。

「いつもやっているアイツとの勝負をイメージ!」で試してみてください。

今後も私は今回の方法を実践していくので、「こうすればもっと良くなりそう!」ということがあれば、また皆さまに共有していきますね。

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