こんにちは。
好きテニスの八尋です。
今回は「中級の壁を突破しろ！草トーで勝つ方法」というテーマでお話をしていきます。

今回のテーマの対象者は

・本番の試合で勝ちたい！
・目標にしている大会で優勝したい！
・八尋の勝ちパターンを教えてくれ！

そんな、心が熱く燃えている方、への内容になります。

私の簡単な自己紹介をすると、現在、福岡県久留米市でフリーランスのテニスコーチをしています。
今まで100大会以上は出場しています。

代表的な戦績は

・大学時代に関西学生テニス選手権大会ベスト4
・社会人になってからはJOPの大会で九州室内テニス選手権大会優勝
・新日本スポーツ連盟主催の全国テニス選手権大会優勝

と、ある程度実績があるので、少しでも参考になると思います。

「草トーで勝つ」というのが、今回のテーマではありますが、現在の私自身も実践している内容ですので、プロになるぞ！プロに勝つぞ！という方じゃない限りは、

・誰でも実践ができる
・難しい技術が必要ない

ので参考になる人は多いと思います！

それでは本題に入ります。

「中級の壁を突破しろ！草トーで勝つ方法」ですが、必要なことが3つあります。

それは
①相手よりも1球でも多く返す
②チャンスは攻める
③パッシングはボレーを打たせろ

です。

1つずつ解説していきます！

「中級の壁を突破しろ！草トーで勝つ方法」
大事なこと①「相手よりも1球でも多く返す」

「地味だなー」と思った方いますよね。
でも「相手よりも1球でも多く返す」はテニスの本質だと思いませんか。
私はこの方法で、沢山の勝利をおさめてきました。

逆に「相手がとれないほどのエースを狙え」なんて言われると「それは出来る人が限られるんじゃないか」と思うと思います。

というわけで「相手よりも1球でも多く返す」は沢山のメリットがありますが、今回は2つ紹介します。

「相手よりも1球でも多く返す」
メリット①ラリーしながら緊張をほぐせる

試合の時は緊張しますよね。
私は、特に緊張しやすいタイプだと自分では思っているのですが、試合が始まって最初の方は特にガチガチになる方は、ラリーが続けば硬い身体が徐々にほぐれて、本来の自分のプレーに
戻すことができますよ。


「相手よりも1球でも多く返す」
メリット②相手が無理に攻めてくれば勝手に自滅してくれる

あなたが緊張しているのと同じで、相手も緊張しています。
序盤であればあるほど、相手が無理をしてくれると勝手に自滅して、こちらが仕掛けなくても勝手にポイントになることが多いです。

「相手よりも1球でも多く返す」のメリットは分かったけど「返すだけじゃなくて、自分からも攻撃したいぜ」という方は次のお話を参考にしてください。

「中級の壁を突破しろ！草トーで勝つ方法」
大事なこと②「チャンスを攻める」

ラリーをしっかり続ける事、をベースとして相手のボールが甘いと感じたら「チャンスを攻めてみましょう」。

ベースはつなぎ、チャンスを攻める事ができれば、こんなメリットがあります。

①簡単にポイントがとれる
②相手のメンタルを破壊できる

1つずつ解説していきます。

「チャンスを攻める」
メリット①簡単にポイントがとれる
ベースラインの後ろからエースを狙おうとすると、ネットとの距離が遠いので「決まらない、割にリスクが高い」状態になります。

相手のボールが遅く、サービスラインより浅いのが分かったら、攻撃することができれば、少ないリスクで、簡単の時間を奪うことができます。

「チャンスを攻める」
メリット②相手のメンタルを破壊できる

相手の立場になった時に「ただ返すだけ」だとプレッシャーになりません。
けど「甘いボールを打ってしまうと攻撃される」と感じるだけで、良いボールを打たないといけないと思って、ミスを誘うことができます。

・厳しいボールを打つとミスをする
・甘いボールを打つと決められる

このパターンに持っていくことができれば、相手のメンタルを破壊することができます。

「チャンスがきたら攻めた方が良い、のは分かるけど失敗しそう…」という方がいると思うので、そんな方へのアドバイスを補足します。

それは「すべての攻撃はアプローチショット」だと思うことです。

どういうことかというと「チャンスが来たから1発で決めないといけない」と思うと、力が入ったり、ミスに繋がったりします。

なので、すべての攻撃をアプローチショットと思えば、次に返ってくるボールでどうにかすればいいと心に余裕が出てきます。

スマッシュを失敗してしまう方も、同じことが言えますので参考にしてください。

「中級の壁を突破しろ！草トーで勝つ方法」
大事なこと③「パッシングはボレーを打たせろ」
パッシング（ショット）とは相手が前に来た時に打つストロークになります。

ベースで繋ぎ、チャンスを攻めようと思ったら、先に相手が攻撃をして前に来る時があると思います。

そんな時に大事なことは

①自分のミスをなくすことが優先
②相手が失敗してくれる可能性もある
③相手にスマッシュを打たせろ

の3つになります。

「パッシングはボレーを打たせろ」
大事なこと①「自分のミスをなくすことが優先」

相手が前に来たからと言って、絶対に決められるわけではありません。
１回でも多く返すことができれば、相手に「ちゃんと決めないポイントが終わらない」とプレッシャーをかけることができます。

「パッシングはボレーを打たせろ」
大事なこと②「相手が失敗してくれる可能性もある」

相手が攻撃して前に来たからといって、ボレーが得意とは限りません。
シングルスで前に行った経験がある方は分かると思いますが「意外とボレーで決めるのは難しい」というか緊張します。
返すだけでも、チャンスはかなり広がります。

「パッシングはボレーを打たせろ」
大事なこと③「相手にスマッシュを打たせろ」

「相手にスマッシュ打たせたら1発で決められちゃうやん」と思う方がいると思いますが、意外とそういうことはありません。

皆様に質問ですが「スマッシュ練習って、普段の練習の中の何%くらいしますか⁉︎」私は1%もしていません。

私自身はスマッシュの苦手意識はないのですが、「そもそもシングルスの試合に出る方は、練習してない可能性が高い」と思いますので、相手が前に来たら天空ロブを上げて、スマッシュを打たせましょう。

決められたらしょうがない。けど苦手そうならラッキーです。
相手のスマッシュの技量を確認する意味でも打ってみるのは「あり」だと思います。

それでは、今回は「中級の壁を突破しろ！草トーで勝つ方法」というテーマでお話をしていきました。

大事なことを3つ紹介しましたが、簡単におさらいすると

①相手よりも1球でも多く返す
②チャンスは攻める
③パッシングはボレーを打たせろ

でした。

ぜひ、試合で試してみてください。

最後に、ベースである「相手よりも1球でも多く返す」為に必要な練習を紹介すると「動きを正すこと」になります。

シングルスで必要なスキルは
・体力
・安定感
・コントロール
・メンタル
・怪我しない
です。

そのスキル、すべてを手に入れる為の方法が「効率の良い動きに変える」ことです。

スイングを正して、楽して相手に勝ちましょう。
優勝するには、最低4回以上は勝たないといけないので、すべての試合でベストパフォーマスを出す為に、余力のあるプレーができると良いです。

それでは、長くなりましたので、ご質問があれば、どんどんコメントください。

ありがとうございました！！