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まず、やってみる

「まず、やってみる」。

何ごとも、これがいちばんです。
私もそう言い聞かせて、日々を送っています。

だけど、「やらない理由」を探して、
行動に移せません。

いわく
「失敗するかもしれない」
「明日でもいいんじゃないかな」
「もっと情報を集めてからにしよう」

いやはや……。

そうして結局、
「やらない理由」を探してしまうと、
できるようになるはずがありません。

テニスのみならず、
水泳も、語学学習も、楽器演奏も、DIYも、断捨離も、一事が万事。

「失敗するかもしれない」
「明日でもいいんじゃないかな」
「もっと情報を集めてからにしよう」

そんな思いで行動を起こせずにいる。
自分ですら気づかないうちに、
やらない理由を探し始めている。

脳科学的にも、「やらない理由」は、かくも強力に作用します。
人は「今のままでは望ましくない」と頭では重々理解していても、
現状維持しようとして、思いとどまろうとするからです。

「まず、やってみる」。

『テニス・ベースメソッド(基準法)』も、
そんな感じでお試しいただければと思っています。

確かに、一発では上手くいかないかもしれない。
しかしその失敗がちゃんと、「経験」になっています。
もちろん、一発で上手くいくかもしれない。
それもちゃんと、「経験」になっています。

脳科学的にも「側坐核」というのは、
頭で考えて、行動できるようにはできていません。

「まず、やってみる」から、
行動できるようになっています。

近藤麻理恵さんの「こんまりメソッド」が上手くいくのは、
頭で「捨てるか、捨てないか?」を考えるのではなくて、
実際に「手に取る」行動にまず着手するから、片づくのです。

「こんまりメソッド」をいくら「頭で理解」しても、
片づきは、しないでしょう。

しかし手に取って、ときめきを感じる行動が伴うと、
できるようになるから不思議です。

水泳も、語学学習も、楽器演奏も、DIYも、断捨離も、一事が万事。
知識を頭でいくら覚えても、
できるようになるはずがありません。

それは、ほかならない『ベースメソッド(基準法)』も、です。

「まず、やってみる」。
何事も、これがいちばんです。
最優先です。

ところが、
本を読んだり、
講演を聴いたり、
セミナーに参加したりすれば、
「できるようになる」と、なぜか錯覚している人はたくさんいます。

そんなはず、ないじゃないですか?

「失敗するかもしれない」
「明日でもいいんじゃないかな」
「もっと情報を集めてからにしよう」

そんな思いが頭をかすめそうになったら、
一瞬でも早く、「まず、やってみる」

「やらない理由」は、かくも強力に作用します。
その思い(思考)に引っ張られる以前に、「一瞬でも早く」です。

スポーツ教育にはびこる「フォーム指導」のあり方を是正し、「イメージ」と「集中力」を以ってドラマチックな上達を図る情報提供。従来のウェブ版を改め、最新の研究成果を大幅に加筆した「note版アップデートエディション」です 。https://twitter.com/tenniszero