▶「青い象のことを思い浮かべないでください！」

潜在意識は物事や結果の成否、善悪、損得に関わらず、イメージしたとおりのパフォーマンスを実行しようと働きます。
 
すなわち、「ネットミスしないぞ！」とイメージすれば、主観的に好ましいか否かに関わらず、ネットミスのイメージが描かれるから、潜在的にネットミスを実現するように作用します。
 
「青い象のことを思い浮かべよう！」と意識すれば、青い象が思い描かれますが、「青い象のことを思い浮かべないでください！」とお願いされても、やっぱり青い象は思い描れるのです。
 
「ネットミスだけはしないぞ！」

その思いが強まれば強まるほど、ネットミスのイメージが鮮明化、強化され、ネットミスを犯す確率を高めてしまうのです。
 
「ネットミスしないようにしよう！」

「バックアウトは絶対にしないぞ！」

「相手前衛につかまらないように打とう！」

こうした考え、意識は、実に危険だということです。
 
「ネットミス」「バックアウト」「相手の前衛につかまる」イメージが鮮明化、強化されるので、主観的に良いか悪いかは別にして、そのとおりの内容が実現しやすくなります。