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【転職の考え方㉔】外資系は不安定という妄想について

転職して一年が過ぎたが、未だに前職時代のメガバンクの奴らとはたまに会って酒を飲む。その度に言われることは、「よく思い切ったね」「メガバンク管理職の安定を捨てて不安定な外資系に飛び込んだね」「年金も退職金も削られてもったいない」などなど。

いい加減聞き飽きたのだ。何故外資系が不安定なのか?そして日系の大企業、メガバンクが安定的なのか?考え方が全く逆なのだ。大企業に、メガバンクに飼いならされていることが如何に不安定か。何故わからないのだろうか。

20年後に年金が保証されているのか?いつまでもボーナスが安定的にもらえるのか?そして何より、日々のストレスや理不尽に耐えながら自分をだまし、家族のため、金のためと、酒でごまかす毎日。

果たしてそれの何が安定か?ただただ逃げているだけにしか思えない。かつて私もそうだった。現状に不満を抱えながら、疑問を抱きながらも、自分に嘘を付き、ただただ、現状に甘んじていたのだ。

だから、今の会社に、メガバンクに疑問を抱きながらも日々の仕事に押しつぶされているあなたに、冷静に、客観的に現実を見つめて欲しい。そして、素直に自分の心に問いかけてみてほしい。

そうすれば必ず分かるはずだ。外資系が不安定だなんて、結局、外に出ても中途半端な仕事しか出来ないと思っている本心を、外資系企業のせいにしているだけだと。不安定なのは外資系企業ではなく、あなた自身なのたと。

だから、揺るぎのない信念と自信を身につけるためにも、日々努力すべきだし、世の中のことを勉強すべきだ。私自身もたまたま転職できたわけではない。仕事の合間を縫って、死ぬ気で勉強した。だから、外に出ることが不安定だなんて思わなかった。

あなたの本当の心は、何と言っていますか?

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