視聴環境:ネット配信

【ストーリー】
インドの古代の英雄バーフバリの王位継承に纏わる物語。

【感想】
兎に角派手なジャンプ漫画的ともいえるような誇張したアクション表現。
派手な見せ場のための唐突思えるようなストーリー展開。
あと、ストーリーもアジア的インド的な文化に根ざしたものなので、アメリカや日本初のアクション映画ではちょっと観ないような展開していました。
今まで見慣れてきた予定調和な展開とは違っていて、意外性でグイグイと観ていられました。
ただ、派手なアクションやCG合成は、結構粗かったりもしますが、兎に角もうやりたいことをやるんだという、強い意志を感じたりして、個人的にはそれはそれで楽しかったです。
この感覚、何かに似ているなあと思ったら、戦隊モノのなんでもあり感、サービス精神、面白いもののごった煮感に近いなあ、と思い至ったりしました。
ある種、知能指数ガクッと下がるようなアクション映画ですが、観ている人をどう楽しませるかということに真摯に向き合って作っているということが伝わってきました。
あと、役者さんが変に照れたり、或いは開き直っての演技しているというより、本当に面白いもの、かっこいいものを作っているんだという感じで演じているのも良かったです。(あくまでも想像ですが…)

あと、出てくるヒロイン女性兵士役の女優さんが兎に角綺麗だなあ、とかといった馬鹿みたいなことも思ったりしました。
全盛期のアンジョリーナ・ジョリーをシャープにしたような印象の女優さんで、彼女を写しているだけで、画面が華やかになる。
妖精みたいな映像表現もされるのですが、浮世離れした感が半端なく、違和感がない…
今、日本の女優さんでこういった感じを違和感なくやれるのは、広瀬すずが辛うじて出来るかなあ、とか…

この映画は前後編あって、以前、後編だけ観ていたので、今回は気になっていた全編を観たのですが…
色々と後編への繋がりも感じられる内容となっていました。
後編はより破茶滅茶な展開と派手なCGのオンパレードになっていくのですが…

https://movies.yahoo.co.jp/movie/359405/