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うつ病だけどバイト探しをした話①

どうも、しおんです。
2年ほど前からうつ病持ちなんですが、以前より気力が出てきたのでバイト探しをしようかと思い立って応募した時の話です。


いきなり社会復帰ということで、毎日不安がつきまとって誰か助けてくれー!!と今にも叫び出しそうでした。
今思えばこんなことを思っている時点で復帰のタイミングとしてはまだまだだったのだろうなと思います。
全然体がついていってませんでしたから…。

家にお金も入れたいし、働かなければ創作のための費用も捻出できないので自分を奮い立たせて、えいっ!と勢いで応募したアルバイト。

病状が悪化しては元も子もないので、自分の中でルールを決めています。

ルール①、面接時に誠意がないと感じたらやめる
ルール②、面接では大丈夫でも実際に働いてみて、初日でもおかしいと思えば即やめる

要は初手でどれだけ見極められるかにかかっているので、絶対に一瞬たりとも違和感を取りこぼせません。
鬱が悪化すると今後の生活がめちゃくちゃになってしまいますからね…!

それから、とんとん拍子に面接が決まり面接ではすごく人が良さそうな社長が出てきました。
のほほんと話に花を咲かせ和やかに終了となった第一戦目。結果は即採用だったのですが、これが落とし穴でした。

初出勤を迎えた当日、社長に挨拶をしても面接の時とは打って変わった様子で何も説明もなく放置され、たまたまその辺にいた人を捕まえてなんとか仕事を分け与えてもらうことに。

その後チームで作業をすることになったのですが、どのチームに所属するかも従業員に説明がいってなかったようで全員ざわつき始める。
いやいや、そういうの伝達しとくべきでしょ…。
どうなってんのと思っていたらしぶしぶ入れてくれた一つのチームにお世話になることになりました。

でもしぶしぶという感じだったので質問しても答えてくれないという最悪の事態になり、質問もできずこれはやばいぞ…と変な汗が出てくる。
ならば自分で考えて人の様子を見ながらしようとすればめくじら立ててめちゃくちゃ怒られましたね。
理不尽すぎて脳内で一人一人をグーでぶっ飛ばしてました。

忙しかったので時間はあっという間に過ぎたけど常に怒られ、ずっと緊張していたせいか気分が悪くなりお昼ご飯も食べれませんでした…。
低血糖にならないよう3口だけ押し込んで終了。

いや、午後から大丈夫になるかもしれん!と謎のやる気が湧いてきて後半戦に挑んでみたものの状況は酷くなるばかりで、試合終了しました。

帰宅即社長に電話を入れて辞退の旨と謝罪をした際、こちらの不手際で申し訳なかったと逆に謝られるという展開になって戸惑いました。
おそらく思い当たる節があったのでしょう。

家に帰ってから一気に緊張の糸が解けて、数時間のうちにたくさんのストレスを抱えたせいか子供のようにわんわん泣いてしまいました。

まだ労働のストレスに耐えるほどのパワーはなかったなあ、早かったかなあと反省しました。
その後1週間くらいはずーんと落ち込んでしまいましたね。
まあ、カイジの地下労働施設のような現場だったので今回のことは例外だと思います。

そんなこんなで0勝1敗で終わったバイト探し。
あとちょっと続きます。

今までブラックなバイトばかりしてきたので、うつ病持ちのひともそうじゃないひとも、変なバイトや会社に出会ったら心を壊す前に逃げて!と私の今までの体験を通して強く思います。 

逃げるが勝ちってずるいのでは?根性ないのでは?と思ってたけど、心身の安全と健康のためには逃げて、ぜひ優勝してください。

では、また👋



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