【反省】自己批判しながら読む"ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代"
本記事では、アダム・グラントの名著 "ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代" からの学びをまとめます。
ところで先日、こんな要約ツイートをしたんです。
「ChatGPTよりいい感じに要約できたぞ~」とか喜んでいたのも束の間。
ふと、自分へのツッコミが沸いてきたんです。
このポスト、ぜんっぜんoriginalじゃない!!
そこで今回は、どうしたらこのツイートがoriginalたるのか?について、本書からの学びをもとに考察していきたいと思います。
どう…?originalでしょ…?
審美眼は自分で作って身につけろ
オリジナリティを正確に評価するためには同業者の意見を聞くべきだ、とこの本には書かれています。
私のツイートはただの要約ですが、心理学研究のバックグラウンドや、心理学についての豊富な執筆経験を持つことで、もっとoriginalな書評を書けるのではないでしょうか。
自分と正反対の環境に触れろ
本書によれば、舞台芸術を趣味とする科学者は、一般的な科学者と比べたノーベル賞受賞確率が22倍になるそうです。
私のツイートについても一般的な心理学の域を全く出ていませんが、例えばクラシック音楽の展開になぞらえて書評を書く、といった工夫が独創性を産んでくれるのではないでしょうか。
経験にとらわれず発想し、経験を頼って分析しろ
その分野での経験が深まるほど、リスク回避や思考の固定化によって、originalなアイデアが生まれにくくなるそうです。
また、予測不可能な領域では「直感」は当てにならず、精緻な「分析」がより重要になるということです。
私のツイートは普段から触れている本の要約などからアイデアが固定化され、またある種の直感に基づいて学びを抽出していました。
もっと時間をかけ、独創的なフォーマットを生み出したり需要を分析したりすることが、改善につながるのではないかと思いました。
「結果の論理」ではなく「妥当性の論理」に従え
結果の論理:「どう行動すれば最大の結果が得られるか」
妥当性の論理:「私のような人は、こういう状況ではどうするべきか」
アダム・グラントによれば、この「妥当性の論理」を使うことでoriginalになれるそうです。
私は世の中に多く出回っている「要約」というコスパ指向のアウトプットに縛られていましたが、もっとアイデンティティに基づいたアウトプットに変えていくことが必要ですね。
おわりに
本書は「オリジナリティ」という抽象的なテーマを扱っています。
それゆえ、あらゆる分野に適応できる学びをたくさん得ることができ、今後のアウトプットの方向性すら大きく変化したように思います。
この記事はかなり実験的な試みですが、皆さんが少しでも学びを得ていただければうれしい限りです。
本編を読んでみたいと思った方は、ぜひこちらから見てみてくださいね。
感想やコメントなど、ぜひぜひお待ちしております!
以上、ご覧いただきありがとうございました。
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