29歳、はじめての選挙

先程、選挙に行き投票してきた。

選挙権を得た20歳の時、私は大学の近くで一人暮らしをしており住民票を移していなかったので選挙に参加できると身をもって感じたのは、実家に戻り自分の名前の投票券を見た24歳の時だ。(不在者投票ってのがあるらしいけど昨日知った)
しかしながら、選挙には行ったことがなかった。
まず何を決めてるのかよくわかんないし、政治興味ないし、おっさんおばさん誰になったところで、今の生活がどうなるってことでもないし。高校で公民は受験科目から即刻消した(ような気がする)ので、選挙の仕組みもほとんど覚えてない。比例代表、与党野党、シンプルに謎の言葉の羅列でしかない。かろうじて勉強してた小6の記憶より、政党の名前が増えてるし変わってるし、あれ民主党ないやん!シンプル民主党。国民?立憲?なんなん??めんどくさ、いかんとこ。

わざわざ貴重な休日に、よくわからん投票にいくなんてなぁ、とじいちゃんからちゃんと行けよと毎回言われてるのに一度も行かなかった。

そんな私は今年30歳を目前に、はじめての選挙に行った。
今まで全く行く気がなかったのに、突然行こうと思ったのは、コロナ禍で政治が私たちの明日の行動を決めるようになって、身近に感じたからだと思う。正直誰がなっても変わらんやろ、の気持ちは今もある。それでもそんな政治に文句を言えるのは、投票した人だけだと思った。投票もしてないのに、あいつはダメだとか、今の総理はなんて言うの、ダッセェなって。

誰がなっても変わらんかもしれんけど、若者が選挙に行って政治に興味持ったら、私たちに近い考えの人とか私たちくらいの若い人が政治の中心を担う日も来るんじゃないかって、ちょっとだけ希望を持ってたりもする。

それにしても選挙行って思ったのは、複雑すぎてそりゃやりたくない人おるわ、って。ウェブ投票とかさ、アイドルの人気投票くらい気軽に投票できたらいいのにね、ガルプラみたいに推しに全力になれる選挙になったらいいのに。
あと、これだけ頑張って調べてあなたに投票したんだから、ちゃんと公約果たしてくれよ、口だけになるなよ!とも言いたい。


さぁ、投票いったし外食します
(モー娘。ど真ん中世代より)

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