生きるのが下手

私はいつも思う。
自分は生きるのが下手だなぁ、と。

他の人からしたら「そんなことで?」って思われるであろう小さなことにずっと頭を支配されて、数日はそのことで気分が引き摺られてしまう。気持ちの切り替えがうまくできない。

「これぐらいでいっか」ができない。完璧にやりたい。頼まれたのなら相手に満足してもらえる質でありたい。やるなら1番になりたい。たとえなれなくても、自分の満足できる最大限の努力はしたい。

人の気分や気持ちがわかりすぎてしまう。その人の気持ちが自分にも伝染してしまう。(嬉しいことももちろん、悲しみや怒りも。)「あ、今この人帰りたいと思ってるな、私の話つまらないのかな」がよくある。そのあと大抵楽しい会話ができない自分を責めてしまうのだけど。

いわゆるHSPなのだと気づいたのは1年ほど前だ。他の人と同じように日常生活をうまく過ごせないのはなんでなんだろう、なん私だけこんなに疲れて生きづらいのだろうと思っていた時、ネットで調べて見つかった本。次の日本屋で自分に当てはまりすぎて泣きながら読んだのを覚えている。

https://www.amazon.co.jp/敏感すぎて生きづらい人の-明日からラクになれる本-長沼-睦雄/dp/4522435347

この本は自分のお守りとして、たまに読み返している。自分が自分のままでいいんだ、と少しだけ勇気をもらえる。
たった1冊の本と出会っただけで気がラクになれるのならもっと早く知っていたかったなぁ、と思う。

もし、生きづらいなと思っている人がいれば調べてみてほしいと思う。知ってるか知らないか、たったそれだけなのに自分を自分のままで受け入れようと思えるから。

#HSP #敏感すぎて生きづらい #エッセイ

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