teplo公式

テクノロジーでお茶をデザインする「teplo」の公式noteです。 プロダクトに込めた…

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テクノロジーでお茶をデザインする「teplo」の公式noteです。 プロダクトに込めた想いや開発裏話を中心にお届けしていきます。 ■公式サイト:https://teplotea.com/

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teploがパーソナライズ抽出の開発を始めたきっかけ

teploティーポットが提供する非常にユニークな機能が、世界初の「パーソナライズ抽出機能」です。パーソナライズ抽出では、お茶の抽出前にスマホアプリでなりたい気分選び、ティーポットのセンサーに指を置いて脈拍などのセンシングを行うと、それらの結果をもとにお茶の抽出温度や抽出時間を微調整して、今のあなたに最適なお茶を抽出します。 teploが「がっちりマンデー!!」に出演した際には、MCの加藤浩次さんとゲストの本田武史さんが、同じお茶、同じゴール設定で違う人がセンシングを行うとど

    • 本田圭佑氏がteplo公式アンバサダーに就任しました!

      プロサッカー選手兼監督、実業家として活躍する本田圭佑氏が、2023年1月よりteplo公式アンバサダーに就任しました。 アンバサダー就任の背景 「美味しいお茶を世界中に届ける」という理念を掲げて2015 年に米国で創業し、技術開発とサービス運営を行う弊社は、お茶業界における挑戦者です。 現役のプロサッカー選手兼監督でありながら、実業家としての顔ももち、現在の肩書きを「挑戦者」とする本田圭佑氏が、「お茶×テクノロジー」という常識に囚われない方法で世界を獲りにいく弊社の挑戦に

      • teploティーポットが東京都ベンチャー技術大賞において優秀賞を受賞しました!

        弊社が開発・販売する「teploティーポット」が2022年東京都ベンチャー技術大賞において優秀賞を受賞しました。 2022年10月19日に表彰式が行われ、東京都知事の小池百合子氏から弊社代表の河野辺に賞状とトロフィーが授与されました。 また、表彰式の後に小池百合子都知事がteploティーポットの出展ブースに立ち寄り、パーソナライズ抽出を体験する一幕もありました。 受賞に至る過程で、teploの背景にある技術に関して丁寧にヒアリングしていただいたことが印象的でした。美味し

        • teplo公式茶葉をフレッシュな状態でお届けするための工夫

          teplo公式茶葉では、茶葉を1煎ずつ小分けにしてお届けしています。 こちらの記事では、数値制御の観点から、teplo公式茶葉を1煎パックにする理由を紹介しました。 この記事では、1煎パックをフレッシュな状態で届けるための茶葉製造の工夫についてご紹介します。 1煎パックにすると、フレッシュな茶葉を毎回楽しんでいただけるというメリットがありますが、茶葉のフレッシュさを保つことが難しいというデメリットもあります。一見矛盾するように感じるかもしれませんね。 メリットについては想

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        teploがパーソナライズ抽出の開発を始めたきっかけ

        • 本田圭佑氏がteplo公式アンバサダーに就任しました!

        • teploティーポットが東京都ベンチャー技術大賞において優秀賞を受賞しました!

        • teplo公式茶葉をフレッシュな状態でお届けするための工夫

          teplo公式茶葉を1煎パックにする理由

          teplo公式茶葉では、茶葉を1煎ずつ小分けにしてお届けしています。 この記事では、私たちが1煎パックでお届けしている理由をご紹介します。 日本とインド出身のエンジニアがteploの開発を始めたとき、「美味しいお茶を飲むための数値制御は人間がやらない方が良いのではないか。」という仮説を持っていました。この仮説が、結果としてパーソナライズ抽出という機能に辿り着いた話を、こちらの記事でご紹介しました。 数値制御と美味しいお茶の仮説には紆余曲折がありましたが、私たちは、以下のよ

          teplo公式茶葉を1煎パックにする理由

          茶葉は片付けが面倒 それでもteploが茶葉にこだわる理由

          お茶の体験の中で、茶葉の片付けは面倒な工程のひとつです。茶葉ではなく、ティーバッグや粉末の原料を使用すれば片付けが格段に楽になりますが、teplo公式茶葉では、ティーバッグや粉末ではなく、あえて茶葉をお届けしています。この記事では、teploが茶葉にこだわる理由をお伝えします。 teploティーポットを開発する過程では、ティーバッグや粉末などの茶葉を使用した原料の試作と試飲を行いました。teploティーポットを使用してこれらの原料を抽出した場合でも、美味しいお茶を淹れること

          茶葉は片付けが面倒 それでもteploが茶葉にこだわる理由

          teploティーポットが得意なお茶と苦手なお茶

          teploティーポットの説明をしているときに、「日本茶以外も淹れることはできますか?」という質問をいただくことがあります。 質問への答えは「イエス」で、teploティーポットでは、紅茶、烏龍茶、ハーブティー、後発酵茶など、さまざまな種類のお茶を入れることができます。 さまざまな種類のお茶を淹れることができますが、世の中にある急須や他の道具と同様に、得意不得意があります。 この記事では、teploティーポットが得意としているお茶の種類はなんなのか、逆にteploティーポットでは

          teploティーポットが得意なお茶と苦手なお茶

          【teplo開発チーム】 2022年現在のチーム体制

          このシリーズでは、あまり取り上げられることが多くない、teploの開発チーム(株式会社LOAD&ROAD)について紹介していきます。 以前の記事では、会社が始まった経緯をお伝えしましたが、この記事では、現在のチーム体制についてご紹介します。 まず、teploティーポットやteplo cold brew carafe等のハードウェアや、teplo公式茶葉の開発は、日本で行っています。ハードウェア開発においては、日本のものづくりに精通してきたエンジニアたちが、機構、電気、ファー

          【teplo開発チーム】 2022年現在のチーム体制

          【teplo開発チーム】 日本とインド出身の創業者の出会い

          このシリーズでは、あまり取り上げられることが多くない、teploの開発チーム(株式会社LOAD&ROAD)について紹介していきます。 この記事では、株式会社LOAD&ROADの創業者の特徴と創業のきっかけについて、ご紹介します。 こちらの記事でも少し触れましたが、代表の河野辺はもともと日本で機械のエンジニアをしており、CTOのMayureshはインドでソフトウェアのエンジニアをしていました。2人は約3年間働いた後にエンジニアの職を離れ、経営について学び直すため、2014年に

          【teplo開発チーム】 日本とインド出身の創業者の出会い

          ゴールデンドロップのデザインに込められた秘密

          teploティーポットの象徴的なデザインのひとつでもある、インフューザーの雫のような形状。私たちは、この形状を「ゴールデンドロップ」と呼んでいます。この記事では、ゴールデンドロップに込められた意図と想いをご紹介します。 はじめに、ゴールデンドロップの機能についてご説明します。 こちらの記事で紹介したように、teploティーポットは回転式抽出システムを採用しています。回転式抽出システムでは、お茶を抽出していない時には、水に茶葉が触れて抽出が行われないよう、水面の上に茶葉を出し

          ゴールデンドロップのデザインに込められた秘密

          東洋経済「すごいベンチャー100」に弊社が選出されました!

          2022年9月12日発売の週刊東洋経済内の「【特集】すごいベンチャー100 2022年最新版」の「くらし」カテゴリーに弊社が選出されました。 私たちは、「美味しいお茶を届ける」という「くらし」に直結するビジョンを掲げ、ハードウェアやテクノロジーは、それを実現する手段と考えています。 今回の選出にあたり、「ものづくり」や「EC・小売り」のカテゴリーがある中で、「くらし」のカテゴリーに入れていただいたことが印象的で、teploブランドのビジョンが世の中に浸透し始めていることを

          東洋経済「すごいベンチャー100」に弊社が選出されました!

          teplo公式茶葉にこめた想い

          teploでは自社で販売する茶葉のことをteplo公式茶葉と名付けています。 この記事ではteplo公式茶葉にこめた私たちの想いをお伝えします。 teplo公式茶葉をお届けしようと決めた時、teploとして絶対にゆずれない点、こだわるべき点として考えたのが、そのお茶で飲む人においしい驚きを与えられるか、感動してもらえるかどうかという観点でした。 世界には一生かかっても飲みきれないほどの種類のお茶があります。 生涯に出会えるお茶は限られているからこそ、私たちはteploと関

          teplo公式茶葉にこめた想い

          teplo水出しカラフェ、その寸法はどのように決まったか

          「佇まいの美しさやも重要だけど、直径75mm高さ225mm以内はマストで設計しよう」 teplo cold brew carafeのデザイン、設計、試作を繰り返していく中で、teploのチーム内ではこんな話をしていました。 なぜ直径75mm全長225mm以内なのか? この記事では、teplo cold brew carafeが目指した寸法の背景をご紹介します。 teploのカラフェを作るときに重視した項目の中の一つが「日常の中でストレスなく使ってもらえるプロダクト」という

          teplo水出しカラフェ、その寸法はどのように決まったか

          teploがインフューザーを回転させる理由

          インフューザーが回転してゆっくりとお茶が抽出されていく様子は、teploティーポットの特徴的な動きで、テレビなどで取り上げられることも多いシーンの1つです。 では、なぜteploはインフューザーを回転させてお茶を抽出するのか。 この記事では回転式抽出システムの背景にあるteploのこだわりをご紹介します。 teplo以外のお茶の抽出機械は、茶葉が入ったバスケットが上下運動をする「昇降式」や、お湯を茶葉の上からシャワーのように注ぐ「シャワー式」等を採用しています。 私たちは

          teploがインフューザーを回転させる理由