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「坐禅」とわたし

「私は大学時代から坐禅に興味を持つようになりました。
苦しいなかで坐禅をすると、そんなに苦しまなくていいんだと自分に感じます。
家で坐禅をするときには『雲堂』というアプリを使って時間を決めて坐禅をしています。
アプリはお世話になった禅僧の方から教えていただきました。
みなさまも家で坐禅をしたいなら、
ご使用をお勧めします。
またお寺での坐禅体験もお勧めします。
私もそれをして得るものがありました。
それで永平寺にまで行って坐禅体験をできて、
それは良い思い出です。
坐禅をする時にはそれで得をしようとか、
そんなことを考えず、無心になれ、とよく言われます。
道元禅師も身心脱落とか心意識の運転をやめろとか、そんなことを言っています。
その意味はなんとなく私に分かります。
深くだったり、忙しくだったり、考えごとをしながら、
姿勢を決めるよりも
穏やかな気分でいた方が効果が高まると思います。
私が家で坐禅をする時は二十分くらいを目安ににしています。
お寺での坐禅体験も大体十五分から二十分を一セットにして、休憩を入れて、
一時間程度の予定で行うのが広く行われていると思います。
実際に体験するのはそれとして、
語録なども読み漁りました。
道元禅師のものや無門関、臨済録、碧眼録、従容録なども読みました。
それから我が国の禅師の読めるものも漁りました。
盤珪や正三も読みました。
次代が近いものだと禅マインドビギナーズマインドなどがあります。
新訳で新品で買えるようになったので、こちらもお勧めします。
ご存命の方では南老師の著作は出るたびに読んでいます。
苦しみを抱えて生きることを題材にしているので、
そんな心持ちで生きている方にはぜひ読んで欲しいと思います。
私は坐禅をするときに、姿勢を正しく保つのが苦手でした。
自分ではうまく姿勢をとっているつもりでも、
禅僧の方々からするとおかしかったのでしょう。
尻を摘まれて、修正されました。
私は姿勢が悪いのです。
禅の姿勢を決めることは普段の姿勢のよさにつながると思います。
同世代くらいの禅僧の方を見ても、その姿勢や佇まいは立派なものがありました。
私など遠く及びません。
修行の成果を感じさせます。
よくできた僧侶の行持は素晴らしいものです。
本当に立派なものです。
威風堂々としていて、憧れてすら感じました。
それを倣って、また真似できるようになりたいと思いました。
それで心を落ち着けたいとき、
姿勢を綺麗にしたい時はストレッチと坐禅をします。
実際に効果はあります。
それをしていると朝、目覚めたときなどの心地よさが全然違うかもしれません。
では千字を超えたので、
この辺で失礼しますします。
どうもありがとうございました。」

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