「命とは何でしょう？
いのちとは正しくあることです。
つまり正しいことを正しいと言うことです。
正しいことを立証することです。
間違っていることは間違っていると言わなければなりません。
つまり
人を殺すことは命の意味ではありません。
命とは正しくあることです。
人の命を奪うことが正しいことでしょうか？」
「正しくありません。
よって人の命を奪ってはいけません。
当たり前です。
正しいことは正しくあるべきであり、
正しいないことは不正であると確かめられるべきです。
というか、そうでなければいけません。
当たり前ですよね。」
「とすれば、どうなります？
殺人はもちろん正しくありません。
いかなる場合も正当化できません。
他人の命を奪うことも、
自分の命を断つことも正しいことではないのは
明白です。
人間のやることではありません。
やるべきでないことです。
同意頂けますよね？」
「ええ。
当たり前です。
そうに決まっているではないですか。
そうでないなら感情は何のためにありますか？
自分の体は何のためにありますか？
他にすべきことはないのですか？
ないなら仕方ないです。
しかしそれはいつまでも続きません。
仕方のないことです。」
「大体言いたいことは分かります。
ふさわしくないことはしなければいいんですよね。
まあ誤解がある可能性はありますけど。」
「そうですね。
誤解の余地がありますね。
なら正す必要がありますかね。
必要はないにしても正すに越したことはないです。
それができて当たり前の人間です。」
「そうです。
それが正しいです。
そうでなければ人間とは言えないとも言えます。
ですよね？」
「ですよ。
当たり前ではないですか。
当然ですよ。」
「つまり自分の道は自分で見つけるしかないのだ。
しかしこれも語弊があり、誤解の余地がある。」
「確かにそう思いますよ。
でも一般の物言いとしてはそうなりますよね。
人の道を真似るだけが正義ではあり得ませんからね。
普通ならそうですよね。」
「また語弊がありますね。
真似るだけでもいいのですかね？
分かりませんが、
かもしれませんね。
人間は所詮は人間です。
他人の真似をするだけがせいぜいかもしれません。」
「そうですか。
かもしれないですね。
可能性は否定できません。
少なくとも私にはそうです。」
「なら、人によっては違うのですか？」
「そうだと思います。
人それぞれで違うことがあると思います。」
「そうですね。
そうだとしておきましょう。
とりあえずここまでします。
今回はこんな感じです。」