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ハーフ(混血)じゃない人はいない!


ハーフの子が欲しいという広告が炎上しているらしい。全然意味がわからない。
ハーフの子供がステータスになってるんだとかなんとか解説があったが、そもそも純粋な日本人なんていない、と私は思った。



なんだか政治的な話になりそうであるが、ここでは遺伝子レベルの話をしたい。


お酒に弱い民族というのは世界的に見て、とても少ないそうだ。
もともと人間の身体は体内でアルコールを分解できるように設計されている訳で、分解できない人というのはある意味「突然変異として世界に登場」した。

この突然変異の人間が初めて世界に現れたのは遥か昔、3、4世紀の東南アジア(中国とか韓国)あたりである。
お酒に弱い人というのはこの突然変異の末裔である。
現在、お酒に弱い人の分布は東南アジアに集中している。


では、なぜ日本人にはお酒に弱い人が多いのか。


これは4世紀に「渡来人」として大陸から日本に渡ってきた人間の遺伝子が広まったからだ。前述の突然変異でお酒に弱い人たちである。
つまり、ほとんどの日本人は大陸の血が混ざっている。
言ってみれば、ハーフだったのである。(混血という意味で)


よって、ハーフの子が欲しいという主張がそもそもおかしいという点に注目してほしい。だって、ほとんどの日本人は混血なんだもの。


ハーフの子が欲しいとかバカなことを言ってる人は、厳密には、彫りの深い顔やブロンドの髪、蒼い目のことを言っているのではないか? はたまた白人と結婚することにステータスがある?


だったら最初からそう言えばいいのでは?
「蒼い眼の子供が欲しい」って。


ただ、黒人差別が当たり前の時代に、蒼い眼になれば自分は差別から解放されるのではないか、と書かれたトニ・モリソンの「蒼い眼が欲しい」くらいに文学的な発言ならまだしも、単に見た目が良いとかステータスだとか言ってるようであれば、それは日本人の民度が相当に落ちていると嘆くほかない。


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