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やっぱり、何かが、おかしい

今年も9月1日が近づいてきている。

このあたりの公立中学校は2学期制を採用していて、9月に入るとすぐ、前期末試験が行われる。

「9月に入るとすぐ」は、文字通り「すぐ」で、今年は、9月4日から期末試験が行われる学校がいくつかある。かといって、夏休みの終了が早くなっているわけではなく、8月31日で夏休みが終わり、9月1日から学校は再開される。

毎年、疑問に思う。

松阪市とその周辺の教育において、子どもたちの心身の健やかな成長は、二の次なのだろうかと。

9月1日、すべての子どもたちが、笑顔で、学校の再開を喜び登校するわけではない。そしてまた、残暑も厳しいなか、夏休み中たとえ規則正しい生活をしていたとしても、朝のあわただしさ、学校生活のリズムに慣れる時間は必要なはずである。

それなのに、学校が再開したときにはすでに、定期試験1週間前に入っていて、今年など、9月1日の金曜日に学校に短時間登校し、そのあと土・日があり、月曜日から定期試験が始まる。そのスケジュールは、何かおかしいと、思うのは私だけではないと思う。私だけではないことを願っている。

夏休み、たんまりテスト勉強ができる?

確かに、テスト範囲は、夏休み前に配られる。そして、宿題もそのテストに合わせてのワークなどが出る。

でも、フィードバックはいつするの?

夏休み、たんまり勉強して、出てきた疑問やわからないことを先生たちが、授業で拾い上げてくれる時間はないの?

夏休み中、希望者に学習会なるものが、学校で開かれているところもある。

でも、それも大人の自己満足、都合だとしか思えない。

夏休みを前倒しで終わらせることもできるだろうし、昔とは違ってクーラーを設置している学校がほとんどなのだから、夏休みの在り方を考えることだってできる。そして、もはや2学期制を続ける必要もなくなっているのではないのか。

そんな疑問というより憤りを感じながらの夏休み終盤・・・。

9月ー学校に行けなくなる子が多くいる新学期開始。いろいろと声掛けをして心配をしてくれる大人たちもいるけれど、その一方で、プレッシャーをかけつづけるようなスケジュール。子どもたちの健全な成長のためにも、ここらで疑問を持ち、対応を考えてくれる人が少しでも増えてくれることを願っている。

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